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気象衛星「ひまわり8号」 きょうから運用開始7月7日 7時05分
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観測性能がこれまでより大幅に向上した次世代の気象衛星「ひまわり8号」の本格的な運用が7日から始まります。今後、台風の予報精度の向上や集中豪雨の観測の強化などにつながることが期待されます。
次世代の気象衛星「ひまわり8号」は去年10月の打ち上げ以降、試験的な運用を進めた結果、大きなトラブルは確認されず、7日午前11時から本格的な運用が始まることになりました。
搭載するレーダーの性能は現在のひまわり7号から大幅に向上し、画像の解像度は4倍に、台風などを撮影する頻度は現在の30分に1回から2分半に1回と12倍となります。
これによって台風の勢力や進路の予想などの予報精度の向上や、積乱雲が発達する過程をより詳しく捉えることで、災害を引き起こすおそれのある局地的な豪雨の観測の強化にもつながると期待されます。
また、静止気象衛星として世界で初めてカラーでの撮影が可能となり、噴火に伴う噴煙が広がる様子や、黄砂が飛散する様子などもよりはっきりと捉えることができるようになります。
気象庁は「ひまわり8号は次世代型の気象衛星として世界に先駆けて打ち上げされたもので、今後、十分に活用し、自然災害による被害の軽減や予報精度の向上に努めたい」としています。
搭載するレーダーの性能は現在のひまわり7号から大幅に向上し、画像の解像度は4倍に、台風などを撮影する頻度は現在の30分に1回から2分半に1回と12倍となります。
これによって台風の勢力や進路の予想などの予報精度の向上や、積乱雲が発達する過程をより詳しく捉えることで、災害を引き起こすおそれのある局地的な豪雨の観測の強化にもつながると期待されます。
また、静止気象衛星として世界で初めてカラーでの撮影が可能となり、噴火に伴う噴煙が広がる様子や、黄砂が飛散する様子などもよりはっきりと捉えることができるようになります。
気象庁は「ひまわり8号は次世代型の気象衛星として世界に先駆けて打ち上げされたもので、今後、十分に活用し、自然災害による被害の軽減や予報精度の向上に努めたい」としています。