ガラケーではおなじみだった画面メモ機能。ガラケーからiPhoneに変えたら画面メモ機能がなくて、ガラケーがちょっと恋しくなった人も少なくはないでしょう。
画面メモ機能は、見ているページをまるごと保存できる機能です。スクリーンショットと違い、画面外の部分も保存することができます。一度保存すれば電波がなくても見ることができるため、自宅で読みたいページを保存しておいて、あとで電車の中で読む、といった使い方も可能です。
また、時刻表などを画像で保存したいのに、画面内に入りきらずスクリーンショットを2枚とらなきゃいけない!といった場合にも画面メモを使えば1枚でらくらく保存が可能です。
あればかなり便利な画面メモ。そんなわけで、今回は選りすぐった5つのiPhone画面メモアプリの特徴や機能を徹底比較してみました!
高機能、無制限の『画面メモSS』
『画面メモSS』は、無音でスクリーンショットがとれる画面メモアプリです。スクリーンショットと表記されていますが、実際には画面外のフルスクリーンを保存することができます。シンプルで分かりやすいデザインと、ほかのアプリにはないタグ機能が便利です。
■特徴
・画面メモ一覧にアイコンが表示される。
・タグをつけて整頓
・新しい順、古い順のソートが可能
■機能
保存枚数 :無制限
広告 :有り(有料で解除可能)
デフォルト:GoogleまたはYahoo!Japan
■連携
カメラロール:撮影した画面メモを1枚ずつカメラロールへ保存が可能
メール :添付可能
Safari :ブックマークレットを利用しSafariから直接画面メモができる。
画面メモから元のサイトをSafariで表示することも可能。
各種SNS :連携なし
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
プレビュー機能が嬉しい『Webショット』
『Webショット』はシンプルな画面メモアプリです。特徴として、画面メモを撮影した際に画像のプレビューが表示される機能があります。プレビュー画面からはメモの保存や、メッセージ・メールでの送信、TwitterやFacebookへの共有が可能です。
また、Safariと連携していないかわりに、ブラウザとしての機能が充実しています。アドレスバーに検索したい単語を入力すればそのまま検索することができ、また最初に表示するホームページを好きなページに変更することもできます。
■特徴
・画像のプレビュー画面があるので、撮影ミスなどでiPhoneの容量を圧迫しない
・アプリ内ブラウザの初期ページを任意に変更できる
■機能
保存枚数 :無制限
広告 :有り
デフォルト:任意のURLか、GoogleまたはYahoo!Japan
■連携
カメラロール:プレビュー画面からカメラロールへ保存可能
メール :添付可能
Safari :連携なし
各種SNS :Twitter、Facebookへ投稿可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
PDFファイルに出力できる!『Scaper Web画面キャプチャー』
『Scaper Web画面キャプチャー』の最大の特徴は、PDF出力に対応していることです。画面を撮影後、メールに添付する際に、PNG/JPEG/PDFから選ぶことができます。どれか1つではなく、すべての形式でまとめて保存することも可能です。
また、保存設定が豊富で、Dropboxと連携して直接保存する機能や、カメラロールに直接保存する機能があります。さらに、どちらの保存機能もオフにしてTwitterやFacebook、LINEで画像を送信することで、容量を節約して画面メモをシェアできるのもポイント。
■特徴
・PNG、JPEG、PDFの形式で出力可能
・Dropboxと連携可能
・カメラロールなどに画像を保存しないでシェアだけすることが可能
■機能
保存枚数 :無制限
広告 :有り
デフォルト:任意のURL(初期はGoogle)
■連携
カメラロール:設定で保存するかどうかを選べる
メール :添付可能、添付時にファイル形式を選択可能
Safari :連携なし
各種SNS :Twitter、Facebookへ投稿可能、LINEでシェアが可能
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
『画面メモ!キャプチャーブラウザ』
『画面メモ!キャプチャーブラウザ』は、画面メモSSと比較的近い機能をもつ画面メモアプリです。画面メモSSにはない「撮影時に自動でカメラロールへ保存」する機能があり、デフォルト表示するサイトを任意のURLにすることもできます。
タグやフォルダで分類はできませんが、アプリ内に画面メモを保存しておくことは可能で、今まで撮影された画面メモの一覧を見ることもできます。
■特徴
・シンプルで分かりやすい
・ブラウジングやSafariとの連携に重点が置かれている
・アプリ内に画面メモの保存が可能で、設定次第ではカメラロールへも保存可能
■機能
保存枚数 :無制限
広告 :有り
デフォルト:任意のURL(初期はGoogle)
■連携
カメラロール:撮影時に保存することも、1枚ずつ撮影したものを選んで保存することも可能
メール :連携なし
Safari :ブックマークレットを利用し、Safariから直接画面メモができる。
画面メモから元のサイトをSafariで表示可能。
アプリ内ブラウザで開いているページをSafariでも開くことが可能
各種SNS :連携なし
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
『画面メモ』は便利機能満載!
名前は超シンプルな『画面メモ』ですが、便利な機能がたくさんあります。まず、Safariからアプリを呼び出すことが可能です。ブックマークレットを利用したものではないため、設定が非常に簡単で、また機動の際に設定方法のチュートリアルが表示されます。
さらに、撮影した画面メモのフォルダ分けや、画面メモをキーワード検索、カメラロールから画像を読み込めるなど、画像管理にも力が入っているアプリです。クーポンを画面メモやスクリーンショットで保存して、フォルダで管理、なんていう使い方ができそうです。
■特徴
・撮影した画面メモはフォルダ分けして整理ができる
・アプリ内に保存されている画面メモをキーワード検索することができる
・画面メモを任意に並び替えることが可能
・アプリにカメラロールから画像を読み込むことができる
・アプリ内に保存できる枚数が有限(追加に課金が必要)
■機能
保存枚数 :100枚(有料で100枚ずつ追加可能)
広告 :有り(有料で解除可能)
デフォルト:Yahoo!もしくは何も表示しない
■連携
カメラロール:撮影した画面メモを1枚ずつカメラロールへ保存が可能
メール :添付可能
Safari :Safariから直接起動可能。
画面メモから元のサイトをSafariで表示することも可能。
各種SNS :連携なし
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
以上、画面メモアプリの徹底比較でした!どれも特徴があり、使う人の好みで選ぶアプリが変わってきそうです。整理整頓を重視するか、Safariからの起動のしやすさを重視するか、はたまたカメラロールへの保存設定をとるか……自分にぴったりなiPhone画面メモアプリを是非見つけてくださいね!