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えん罪被害者救済の団体設立へ7月6日 22時54分
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最新のDNA鑑定などを駆使し、えん罪の被害者を救済することを目指す研究者などの団体が発足することになり、6日夜、設立に向けた準備会議が開かれました。
アメリカでは、えん罪の被害者を救うため独自に調査活動などを行う「イノセンス・プロジェクト」という民間の取り組みが20年余り前から行われ、数多くのえん罪を明らかにしてきました。
6日夜は日本版の「イノセンス・プロジェクト」をスタートさせることを目指すグループが京都で準備会議を開き、大学の研究者や弁護士などが出席しました。
会議では、アメリカでの取り組みに参加した人や警察で実際に鑑定に携わっていた元研究員が説明を行い、現在の鑑定技術であっても証拠の状態などによっては間違いが起こりうることなどを指摘しました。
グループは来年の春にも団体を発足させ、最新のDNA鑑定などを駆使してえん罪の被害者を救う取り組みを始めたいとしています。
グループのリーダーを務める立命館大学の稲葉光行教授は「さまざまな分野の専門家を集めて、えん罪被害者の『駆け込み寺』になることを目指したい」と話しています。
6日夜は日本版の「イノセンス・プロジェクト」をスタートさせることを目指すグループが京都で準備会議を開き、大学の研究者や弁護士などが出席しました。
会議では、アメリカでの取り組みに参加した人や警察で実際に鑑定に携わっていた元研究員が説明を行い、現在の鑑定技術であっても証拠の状態などによっては間違いが起こりうることなどを指摘しました。
グループは来年の春にも団体を発足させ、最新のDNA鑑定などを駆使してえん罪の被害者を救う取り組みを始めたいとしています。
グループのリーダーを務める立命館大学の稲葉光行教授は「さまざまな分野の専門家を集めて、えん罪被害者の『駆け込み寺』になることを目指したい」と話しています。