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IP電話乗っ取り相次ぎ NTTが利用制限へ7月7日 4時00分
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インターネットを利用した電話、IP電話が乗っ取られたとみられるケースが相次いだことを受けて、NTT東日本と西日本は被害の拡大を防ぐため、通話料金が著しく高額になった契約者については、NTT側の判断で国際電話の利用を一時的に制限することになりました。
通信各社によりますと、契約者には身に覚えのない高額な国際電話料金が請求されるケースが相次いでいて、業界団体では不正なアクセスによって、IP電話が乗っ取られたものとみています。
被害の拡大を防ぐため、NTT東日本と西日本は前の月に比べて通話料金が数倍に上った場合は契約者に連絡が取れなくても、NTT側の判断で国際電話の利用を一時的に制限する措置を今月中にも始めるということです。
また、すでに高額な国際電話料金を請求されている契約者のうち、国際電話をかけられないように手続きを取ったものの、NTT側の工事が完了するまでに国際電話がかけられたとみられるおよそ120件、7100万円程度については両社が負担することを決めました。今回の問題で両社は、これまで設備の故障などが原因ではないとして契約者に通話料金の全額を請求してきました。
IP電話が不正アクセスによって乗っ取られたとみられるケースについては通信大手のKDDIなども対策を検討しています。
被害の拡大を防ぐため、NTT東日本と西日本は前の月に比べて通話料金が数倍に上った場合は契約者に連絡が取れなくても、NTT側の判断で国際電話の利用を一時的に制限する措置を今月中にも始めるということです。
また、すでに高額な国際電話料金を請求されている契約者のうち、国際電話をかけられないように手続きを取ったものの、NTT側の工事が完了するまでに国際電話がかけられたとみられるおよそ120件、7100万円程度については両社が負担することを決めました。今回の問題で両社は、これまで設備の故障などが原因ではないとして契約者に通話料金の全額を請求してきました。
IP電話が不正アクセスによって乗っ取られたとみられるケースについては通信大手のKDDIなども対策を検討しています。