脱サラ河合「一番強くなりたい」右肩負傷で引退したコロッケ次男の分も奮闘誓う!

2015年7月7日6時0分  スポーツ報知
  • 大相撲名古屋場所の新弟子検査を受ける川合宣生

 大相撲名古屋場所の新弟子検査が6日、名古屋市内で行われた。検査の1時間前に、おにぎり3つと水1リットルを胃袋に詰め込んで2・1キロ増量した川合宣生(18)=佐渡ケ嶽=は、体格基準ちょうどの67キロでパス。小学2年~中学3年まで所属した東京・大田区の相撲クラブでは、今年の夏場所前に右肩のけがで引退したタレント、コロッケの次男で元序二段の琴滝川(19)の1年後輩に当たる。先輩の分まで奮闘を誓った。

 「うれしい。最後までどうなるか分からなかった。(細い体で)けががちょっと怖い」。川合は中学卒業で一時は相撲を辞め、高校時代はいわゆる帰宅部。今春の高校卒業後は就職したが、琴滝川に佐渡ケ嶽部屋を紹介され、脱サラを決意した。医療系の専門学校に通う先輩には「頑張れ」と激励されたそうで「けがをしたら滝川さんに治してもらう」と意気込んだ。

 野菜が好きで特にキュウリに目がないという、草食系男子。「できるなら一番強くなりたい」。眼鏡の奥の目を光らせた。

 ◆川合 宣生(かわい・のぶお)1996年10月4日、東京・大田区生まれ。18歳。佐渡ケ嶽部屋。小学校2年の時に元横綱・貴乃花に憧れ、大田区相撲連盟で相撲を始める。南六郷中では1年間、卓球部に所属。六郷工科高卒業後、配管の設計などを請け負う会社に就職した。175センチ、67キロ。

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