伊藤弘毅、新宅あゆみ
2015年7月6日22時02分
関西電力の通信子会社ケイ・オプティコム(大阪市)は、家庭向けの光ファイバー回線で新たに毎秒10ギガビットのコースを来年3月までに始める。現在、関西地方の主流は最大毎秒1ギガ。その10倍の高速化を実現することで、動画や音楽など大容量のデータ通信をする利用者の獲得を狙う。
藤野隆雄社長が朝日新聞の取材に答えた。
ケイ社の光回線は現在、1ギガと100メガ(0・1ギガ)の2コースある。10ギガになれば、ハイビジョンよりきめ細かい4Kや8Kの動画を速いスピードで見られたり、無線LANで同時につなげる台数を増やしたりできるとPR。まずは一部地域で試験的に始め、来年4月以降に関西全域に本格導入する。料金などの詳細は今後詰めるという。
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