ついに日米ロボット対決が現実味を帯びてきました。米国のロボット制作チームMegaBots, Inc.から挑戦状を叩きつけられていた(関連記事)、我らが日本の搭乗型ロボット「クラタス」を擁する水道橋重工。公式ブログと動画を通じて、MegaBot2からの挑戦を受ける意向を表明しています。
動画では、格闘技の煽りパフォーマンスよろしく「もうちょっとカッコよく作れよ!」「デカいものに銃つけりゃいいってアメリカ文化」と、舌鋒(ぜっぽう)鋭くMegaBot2を挑発する倉田光吾郎CEOの勇姿が見られますよ。なにこれカッコいい!
倉田氏は公式ブログで「国旗があろうが、アメリカ人だろうが日本人だろうが。戦いに憎しみ持ち込んだら戦争、憎しみの無い戦いはスポーツというのがオレの認識。今回は間違いなく後者、スポーツ」「まだ会った事もないけど、オレ、こういう連中大好きだもん」とMegaBotsへの敬意も示しており、人類史上初の巨大ロボット同士の戦いを良いものにしようとする意思がビンビン伝わってきますね。
そんなクラタス側は、ファイティングスタイルとして「我々が考えるのは、やはり格闘戦。ブン殴って、倒して、勝つ」と宣言。MegaBotsが提示した条件通りに進めば、1年後に世紀の対決が実現する運びとなりそうです。
(ワタナベダイスケ)
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