今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ…。
花言葉は「移り気」。
赤い花を咲かせたかと思えば紫に染まる事もあります。
土の違いが色の違いになるんだそうです。
ちょっとミステリアスなところが魅力的ですね。
そんなあじさいの花に囲まれているのがカフェグリーンハットです。
(千代美さん)はいいらっしゃいませ。
(芳人さん)こんにちはいらっしゃいませ。
3年前自宅でこのカフェを始めたのが本日の主人公です。
ご紹介しましょう。
コーヒーとケーキをお客様のもとへ…。
向かったのはお店で一番人気のテラス席です。
どうですか?この眺め。
最高でしょう!ああいいとこですよね。
はい。
空気が美味しい。
美味しいのは空気だけじゃありませんよ。
地下水で入れるコーヒーと地元の果物を使った自家製ケーキがおすすめです。
そしてこちらがもう1人の主人公妻の千代美さん61歳。
ホテルの喫茶部門で働いていた経験を生かしています。
いわゆる料飲部門の中の喫茶コーナーですね。
そして芳人さんは若い頃から料理が趣味でした。
大体私が料理作る方ですね。
なるほどね。
分担が出来てるんですね。
(芳人さん)自然に流れこうなってきちゃったんですね。
大体。
(千代美さん)別に私が料理するのが嫌いいうわけではないんですけど。
カフェグリーンハットでは出来るだけ地元の食材を使っています。
こちらはあめご定食。
清流にすむ魚あめごをワインで味付けし圧力釜でやわらかく煮ました。
ドライブの途中に寄ってくださるお客さんが多いそうです。
このカフェ気に入って頂けましたか?料理も美味しかって雰囲気も落ち着いた中で食べられて…。
アハッ全部食べたの。
美味しかったんだね。
では桃ちゃん。
この絶景カフェのある舞台のご紹介お願いします。
は〜い。
こちらは瀬戸内海に面した市の中心部から車を山あいに走らせる事20分。
トンネルを抜けたところに広がるのが今日の舞台嶺南地区です。
この道はあじさいロードと呼ばれ15キロにわたって3万株のあじさいが植えられています。
嶺南地区はあじさいの里としても知られているんです。
朝7時。
ご夫婦の一日はカフェの特等席で始まります。
いやあ今日も気持ちのいい天気です。
朝食もご夫婦が分担して作ります。
千代美さんはご近所でとれたビワをシロップに漬けヨーグルトにのせました。
芳人さんが作ったのはトマトとナスのチーズ焼きです。
(千代美さん)いただきま〜す。
いただきま〜す。
朝食時のお楽しみは…。
(鳥のさえずり)ほら。
聞こえますね。
今ですねホトトギス。
(芳人さん)コジュケイいうのもいるんですけどね。
キジのちょっと小さめの。
(千代美さん)ウグイスも鳴いてますね。
(鳥のさえずり)これは
(鳥のさえずり)あっ今のホトトギス。
フフフ。
いいですね。
たくさんの鳥たちのさえずりがBGM。
羨ましいです。
ところで芳人さんカフェ始める前は何なさってたんですか?え?愛媛県東温市出身の芳人さんは高校卒業後愛媛県警に就職。
24歳で松山市出身の千代美さんと結婚。
2人の子供が生まれました。
松山市内にマイホームを手に入れ仕事に打ち込んだ芳人さん。
主な任務はパトロールでした。
夜徹夜で寝ん時が結構ありますから。
もう定年間際になったからそろそろゆっくりしたいなという…。
定年までの数年間は自然豊かな場所で働きたい。
芳人さんは駐在所勤務を希望しました。
そして55歳の時ここ嶺南地区の駐在所に赴任が決まり夫婦そろって引っ越してきたんです。
初めて暮らすこの土地でまずは地域との交流を深めたいと考えたご夫婦。
あじさいロードの管理などをしているボランティア団体嶺南あじさい会に入ります。
実はこの出会いがご夫婦の人生を変える事になりました。
地元の行事には出来るだけ参加しようという…。
参加せな実態がつかめんし。
でもその地元の方の中に溶け込んでいくともう皆さんから優しくされますし…。
地域の人々の温かさに触れ定年後もここに永住したいと考えたご夫婦。
あじさい会のメンバーにその事を伝えると…。
大事にして頂いて…。
もう山もあげるよという感じですから。
なんとメンバーの1人が眺めのいい場所があると土地を安く譲ってくれたんです。
そしてそこに元々生えていたスギの木を使って2009年自宅の建設が始まりました。
あじさい会のメンバーも手伝ってくれました。
するとメンバーの中からこんな意見が出ます。
「眺めもいいし仲間が集まれるようなお店にしたらどうか?」それを聞いたお二人は…。
経験も生かせますし主人は料理が好きですから健康にもいいし脳の方にもいいかな思いまして。
「地元への恩返しもしたい」ご夫婦はそう考えリビングをカフェにしようと設計を変更しました。
あじさい会のメンバーたちはオープンの記念にと150株ものあじさいを植えてくれました。
そして2010年芳人さんの定年退職を機にカフェグリーンハットをオープンしました。
というわけで本日は赴任先としてやってきたあじさいの里に惚れ込みカフェを始めたご夫婦のお話です。
あじさいのようにその土地の色に染まっていくセカンドライフ!彩り豊かなエブリデ〜イ!のシンボルは金砂湖にかかる赤い平野橋です。
その風景を見下ろす山の斜面にあるのが山内さんご夫婦が営むカフェグリーンハットです。
ああお客様いらっしゃいました。
オープンして3年。
眺めがよくて料理もうまいと評判で常連さんも増えました。
中学生の頃から料理が得意だった芳人さん。
それだけにまあ見てくださいな。
この鍋さばき!見事なもんです。
芳人さんどっか料理の勉強されたんですか?ええ〜!?今日のランチはスパゲティとチャーハンのセットです。
おお…ダブルで炭水化物。
ボリューム満点ですね。
地元農家の野菜もたっぷりですよ。
うん!お待たせしました。
はいどうぞ。
どうもお待たせしました。
カレー。
はいカレー。
もう1つの人気メニューが鹿肉のカレーです。
おっ鹿肉!はい!地元の猟友会から分けてもらっています。
皆さん芳人さんの料理どんな味さい?いやあよかったです。
食後は千代美さんが入れるコーヒーをどうぞ。
美味しさの判断は泡だそうです。
えっ泡?スーッと落ちていく時に泡がふわっと出るでしょ表面に。
豆の表面。
あれがきれいですけどね。
新鮮なコーヒー豆は焙煎するとガスを多く含み挽きたてを入れるとこんな泡が出てきます。
なるほど。
千代美さんの香り深いコーヒーも大人気です。
夫婦の分担実にうまくいってます。
夕方愛犬リンと散歩です。
夏の散歩はもう暑いね。
ねえリンちゃん。
暑いワン!のどが渇いたな。
かわいいね。
頑張ってね。
水飲み場もうすぐだからね。
(千代美さん)お水増えたね。
(千代美さん)このお水が山内さんのお宅はこの山の地下水を利用してます。
コーヒーもこの天然の水で入れてるんですね。
西田さん。
他にもきれいな山の水だからこその恵みがあるんですよ。
え?なんだろう?なんだろう?こちらの生簀であめごを育てているんです。
あああのあめご定食の?ああ…。
遊びで始めたんで元々は。
このアメゴは来年の春に食べられるようになります。
はあ〜楽しみだ。
カフェグリーンハットの料理は水も野菜もお肉も出来るだけ地元のものを使いたい。
そう考えている山内さんご夫婦。
この日はご近所の合田さんの畑に向かいました。
これは道楽。
フフフフ。
ピーマンもいっぱいとってくださいよ。
ピーマン頂きます。
(千代美さん)わっすごい大きい。
私の手のひらぐらいありますね。
(千代美さん)すごい。
つやつやしてる。
立派だね。
(芳人さん)負けた…。
(幸子さん)いつになったら負かすかな?今度は反対にもらいにいくようになるけん。
頑張ってよ。
それはちょっと夢ですね。
最近野菜作りも始めた山内さんご夫婦。
目標としている野菜です。
西田さん。
合田さんには他にもある重要な食材を分けてもらっているんですよ。
おっなんでしょう?重要な食材?合田さんから
(芳人さん)それでカレーや燻製にしたりするんですけどね。
合田さんは猟友会に所属しているんです。
合田さんの協力あってのグリーンハットなんですね。
定休日。
芳人さんは合田さんに分けてもらった鹿肉で燻製を作ります。
おおいいね。
この燻製釜も手作り。
あじさい会のメンバーが作ってくれたそうです。
はあ…あじさい会すごいですね。
なんでも出来ちゃいますね。
これをこういう状態で並べて真ん中に火通すとこれが焦げて煙が出るんです。
(芳人さんの声)最初は小さな燻製機で遊び心でやりよって…。
そこは料理好きの芳人さんですね。
研究を重ねてどんどん本格的になりました。
いやそれにしてもたくさん作りました。
はい。
これにはわけがあるんです。
わけ?なんでシカ?フフッ今の…今のいいね。
この日は年に一度の2000株のあじさいが満開です。
いやあ見事なあじさいですね。
ホントに。
同時に地元の産物を持ち寄ったバザーも開かれます。
はい。
芳人さんはこのバザーで販売するために鹿肉の燻製をたくさん作ったんです。
なるほどそういうわけでシカ。
フフッ今のもやったやった。
2回連続。
これ葉っぱここ入れてもらおうか。
私これ計るから。
これあの…試供品で出しとって。
試供品?そういえば皆さんおそろいのシャツですね。
はい。
紫のシャツはあじさい会のユニホームです。
ああそうなんだ。
この日のバザーでの売り上げがあじさいを管理する会の運営費になるため皆さん張り切ってます。
さあお祭り気分も盛り上がってきました。
お客さんもたくさんいらっしゃってます。
(芳人さん)いらっしゃいませ。
鹿の燻製どうですか?あら?みんなちょっと通り過ぎていっちゃいますね。
こういう時はサクラ作戦です。
猟友会合田さん出番です!ハハハハ。
いやあ誘い水が必要なんですよ。
ほら作戦成功だい。
美味しい!はい。
ありがとうございます。
こうなればもうねこっちのもんです。
次から次へとお客さんやってきます。
お買い上げありがとうございます!どうぞ。
あらお珍しい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
今年で16回目を迎えたあじさい鑑賞会。
1000人以上が訪れてくれました。
いやよかったですね。
そもそもこの地域があじさいの里になったのは一人の男性の思いがありました。
あじさい鑑賞会が開かれた公園の上にひときわ美しいあじさいに囲まれた一軒の家があります。
山内さんご夫婦と合田幸子さんがこの日訪ねました。
これ見舞いしよったんやけどな。
全然違いますね。
大きさがね。
(千代美さん)あっおいでました。
こんにちは。
こんにちは。
どうもご無沙汰してます。
あのケーキなんですけどよろしければどうぞ。
ありがとうございます。
はじめまして。
西村サツキです。
西田敏行です。
サツキさんの夫西村重好さんは旅先の九州で見たあじさいの美しさに感動しふるさとの嶺南地区でこの花を育てたいと栽培を始めました。
定年後はバイクにあじさいの株を乗せ1本ずつ10年以上かけて沿道に植えていったんです。
そんなひたむきな重好さんの姿を見て1人また1人と手伝ってくれる人が現れました。
これがあじさい会の始まりです。
そして4年前重好さんはあじさい会のメンバーに思いを託して亡くなりました。
まあホント皆さん…感心しますね。
みんなボランティアでしょ。
ドライバーを和ませる15キロのあじさいロード。
毎年1000人以上が集うイベントあじさい鑑賞会。
地域おこしになくてはならないこのあじさいはふるさとを思う人々の心が繋がって受け継がれてきたものなんですね。
嶺南地区の駐在所に芳人さんがやってきたのは8年前の事です。
見知らぬ土地で始めたのがこのレクバレーというスポーツです。
おおレクバレーね。
千代美さんも一緒ですね。
いや楽しそうだ。
1時間汗を流したら休憩です。
お楽しみは各自が持ち寄る甘いもの。
この日は冷やしていただく抹茶味の大福。
四国中央市の新しい名物です。
へえ。
ねえ芳人さん。
どういうきっかけでレクバレーに参加されたんです?他にあの…運動する事がないんですね。
ハハハハ!いやいや返品されなくてよかったですね。
ところで皆さんカフェグリーンハットはいかがですか?利用させてもらうんです。
地元の方にも喜んで頂けて…。
そしてまもなくそんな地元の集まりがカフェグリーンハットで盛大に開かれます。
カフェグリーンハットにご近所の皆さんが集まってきました。
この日は季節ごとに行っている感謝の宴です。
乾杯!
(一同)乾杯!アハハハいいですね。
いや驚いた事にこの料理全部芳人さんが作りました。
素晴らしいです。
さあ皆さんたくさん召し上がってくださいね。
あれ?芳人さんどこへ?今日の特別メニューがこちら。
鹿肉のたたきです。
おおたたきですか。
うまそうですね。
いや絶対間違いなくうまいですね。
鹿のたたきです。
う〜ん。
いやあ皆さんもうジャンジャン食べて飲んでくださいね。
グーじゃ。
抜群。
アハハハ。
ありがとうございます。
芳人さん嬉しいですね。
(女性)もうどのぐらいになるかね?家出てからは4年ですねもう。
昔からここにおる人みたいな感じがするんよ。
(男性)いいえどういたしまして。
(女性)ありがとうございます。
色んないい人たちに恵まれましてこのきれいな自然とホント美味しい空気で…。
奥さんひと言言うたらみんなシーン…。
(笑い声)
(男性)真面目じゃな。
ハハハ。
ちょっと真面目すぎましたかね。
でも芳人さんも千代美さんも本心なんです。
皆さんこれからもどうぞよろしくお願いします。
この日お二人の姿は8年前に住んでいた駐在所にありました。
こんにちは。
こんにちは。
(芳人さん)これ燻製が出来たんでどうぞ。
すんません。
ありがとうございます。
去年から嶺南地区の駐在所勤務となったこちら藤本芳男巡査部長です。
結構昔から付き合いがあったもんで。
(藤本さん)二十歳からですけんね40年。
でここはもう私の希望で。
山内先輩を慕ってきた藤本さん。
定年後のプランあるんですか?
(藤本さん)私も将来は米だけ買ういう感じ。
自給自足ですよ。
なるほど。
ヘヘヘヘ。
なんだかかつての自分を見ているような芳人さんそんな思いになりました。
定年までのつもりだった嶺南地区での暮らし。
でもいつの間にかこの土地が好きになり離れがたくなりました。
あじさいの花は小さながくがいっぱい集まって咲いています。
山内さんご夫婦のこの家もカフェとなりたくさんの人が集う事で大きな花を咲かせる事が出来たんですね。
芳人さん千代美さんこれからも皆さんと力を合わせて地域を盛り立てていってください。
そしてその思いを繋げていってください。
応援してま〜す!はい楽園通信です。
桃ちゃんレクバレーの皆さんが食べてた抹茶の大福ちょっと気になってるんですが…。
はい。
四国中央市はお茶が名産。
地元の抹茶を贅沢に使った霧の森大福はお取り寄せスイーツとしても人気です。
あっそうっすか。
山内さんご夫婦が営むカフェグリーンハット。
あめごや鹿肉など地元の食材を使った料理がいただけます。
そして絶景のお供に千代美さんが入れる本格コーヒーをぜひどうぞ。
はいいただきます!2015/07/05(日) 13:55〜14:30
ABCテレビ1
人生の楽園[再][字]
新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。「人生には楽園が必要だ」で始まるこの番組は、“新しい生き方”を提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。
詳細情報
◇番組内容
『アジサイの咲く山のカフェ』 舞台は“アジサイの里”として有名な愛媛県四国中央市の嶺南地区。警察官を退職後、テラスからの絶景を満喫できるカフェをオープンした主人公。アジサイの咲き乱れる美しい山里で、地域の人々に応援されながら新たな人生を楽しんでいます。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者
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日本語
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