2015-06-17
■[漫画]このマンガが(個人的に)すごい! 2015上半期
もはや毎年恒例、上半期に読んだ漫画の個人的ベスト10でございます。
10位 アンゴルモア 元寇合戦記
アンゴルモア 元寇合戦記 (1) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: たかぎ七彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/02/07
- メディア: コミック
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元寇における対馬での日本軍の奮闘を描く。もっと絶望的な戦いになるかと思ったら「強いやん日本!」ってなります。わりと互角の戦いに見える。ある伝承も描いているのが日本史好きには熱いですね。
9位 ゆとりノベライズ
- 作者: 渡辺伊織
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2015/02/06
- メディア: コミック
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新人女性ラノベ作家の生活を描いた4コマ漫画。ワナビとしては読んでて色々考えてしまうんやで。4コマ漫画家とラノベ作家はけっこう共通点多いのかなー、と思ったりもします。
8位 とりきっさ!
- 作者: ノブヨシ侍
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2015/06/13
- メディア: コミック
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半人半鳥の「トリビト」姉妹が営む喫茶店、それがとりきっさ。キミキス漫画やアマガミ漫画を知る者としては「なにこの綺麗なノブヨシ侍先生!?」って一瞬なるけど、スネ毛やミミズやリアル鳥顔でなんかホッとします。しかしスズのかわいさは反則ものですなー。
7位 パレス・メイヂ
- 作者: 久世番子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/06/20
- メディア: コミック
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ほぼ日本の明治時代っぽい世界観の話なのですが、一点違うのは帝が女性であらせられること。お話が面白いのはもちろんなんですが、帝のデザインが本当に秀逸だと思うんですよね。いかにもな美少女じゃないお顔なのに美しいし気品があるし、宮家っぽい雰囲気だなーと思わされます。
6位 紡木さん家の場合
- 作者: 碓井尻尾
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/01/27
- メディア: コミック
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末っ子の結ちゃん(8歳)をめぐって父親と兄が殴り合うバイオレンス&ハートフル4コマ漫画。すいませんハートフル要素ないかも。碓井尻尾先生の他の4コマ漫画は多少ラブコメ分があったりするんですが、これはほぼギャグのみ。1つの到達点なのではないでしょうか。アレな到達点だな…腹かかえて笑えるからいいけど。
5位 高台家の人々
- 作者: 森本梢子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: コミック
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妄想が趣味の地味なOL・木絵が、その妄想癖ゆえに超イケメン社員に気に入られて…というお話。他人の心が読めてしまう能力者のお話はどうしてもシリアスになりがちなんですが、妄想と組み合わせることですごく笑えるネタになるんですよね。「琴浦さん」なんかもそうですが、森本梢子先生にかかればこうなるっていう。毎回の妄想が寒く無くてきっちり面白いのが何気にすごい。
4位 アンの世界地図
アンの世界地図~It’s a small world~ 1 (ボニータコミックス)
- 作者: 吟鳥子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: コミック
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ロリータ家出少女ミーツ着物少女(?)イン徳島。読む前はなんとなく主人公のロリータ少女・アンは根性がねじ曲がった子かな、と予想してたら凄い良い子やないですか。ほんわかでもなく、ドロドロでもなく、絶妙な雰囲気。いずれ来るであろう親との対決の日まで、アンの成長を見守りたいです。
3位 でぃす×こみ
- 作者: ゆうきまさみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/01/09
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あのゆうきまさみ先生がBL漫画を!?ということで話題になった作品。毎回冒頭数ページだけカラーで描かれるBLがホントに出来が良くて、続きが読みたくなります。「白暮のクロニクル」が血生臭い分、こちらはお気楽に楽しめていいですやね。漫画家ものということで、第2話なんか大変お話作りの参考になります。
2位 ダンジョン飯
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: コミック
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「ダンジョン飯」というタイトルがもう全てを表してますよね。RPG的ダンジョンファンタジー×料理漫画。襲い来るモンスターを倒しては調理して食してダンジョンを進んでいきます。第7話「動く鎧」なんて目からウロコがボロボロ落ちました。おいしそうかというとどれも微妙なんですけどw、食材や調理法の発想が毎回想像の上を行くので楽しいです。
1位 淡島百景
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2015/04/14
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ただでさえ僕は「同じ舞台で主人公が毎回変わる連作オムニバス」が好きなのに、志村貴子先生が描くんだからそりゃもう1位ですわ! 歌劇学校の寮に集まった少女たちと、かつてそうだった女性たち。あるいはそれを外から眺める人たち。様々なキャラクターの様々な物語が切り取られています。第3話が強烈で、忘れられません。ウェブ上で不定期連載なので、2巻が読めるのはいつになるやら…。
つーこって、志村貴子先生の漫画が1位です。もともと好きだった漫画家の作品はなるべく上位にしないようにしてたんですが、それでも1位にしたかったのです。「パレス・メイヂ」「高台家」なんかは今更感ありますが、僕は今年になって初めて読んだんでね。もっと早く読んどきゃ良かった。
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