ニュース 2015.07.04


1時になりました。
ニュースをお伝えします。
101万人余りの加入者の個人情報が流出した問題で、日本年金機構は、全国の年金事務所などにおととしからパスワードの設定を徹底するよう指示し、すべての部署から対策は完了したという報告を受けていたことが分かりました。
しかし、実際には流出した45万人分の情報にパスワードは設定されていなかったことから、機構は、虚偽報告の疑いも否定できないとして、内部調査を進めることにしています。
関係者によりますと、日本年金機構は、個人情報をインターネットにつながったシステムで扱う際には、パスワードを設定するなどとした内規に基づき、おととしから、全国312の年金事務所などすべての部署に、パスワードの設定などの徹底するよう指示していたということです。
これに対し、すべての部署から、年2回の報告の際、対策は完了したという報告を受けていたということです。
しかし実際には、流出した45万人分の情報にパスワードは設定されていなかったことから、機構は虚偽報告の疑いも否定できないとして、内部調査を進めることにしています。
機構はNHKの取材に対し、対策の徹底が甘かったといわざるをえず、加入者には申しわけない。
引き続き情報を悪用した二次被害の防止に努めていきたいとしています。
ユネスコ・国連教育科学文化機関の世界遺産委員会は、イラクのハトラ遺跡や、イエメンのサヌア旧市街など、3か所の世界遺産を、新たに緊急に保存や修復などが求められる、危機遺産に指定しました。
危機遺産に指定されたのは、イラクのハトラ遺跡と、イエメンのサヌア旧市街、それにイエメンのシバーム旧城壁都市の合わせて3つの世界遺産です。
ハトラ遺跡は、およそ2000年前に栄えた古代都市で、中心部には神殿が残る貴重な遺跡ですが、過激派組織IS・イスラミックステートが、石像などを破壊したとする映像をインターネット上に投稿しました。
またサヌア旧市街は、2500年以上の歴史を持ち、11世紀より前に建てられた100を超えるモスクなどが残っていますが、政権側と反体制派の戦闘に加え、政権側を支援する隣国サウジアラビアの空爆で、深刻な損傷を受けているということです。
さらにシバーム旧城壁都市も、政権側と反体制派の戦闘で、破壊されるおそれがあるとしています。
ユネスコは、国際社会に対し、これらの危機遺産を守るための行動を取るよう呼びかけています。
エジプト東部のシナイ半島から、隣国のイスラエルに向けてロケット弾が撃ち込まれ、過激派組織IS・イスラミックステートに忠誠を誓う武装組織が、犯行を認める声明を出しました。
イスラエルのメディアによりますと、3日、エジプトのシナイ半島から、複数のロケット弾が発射され、国境を接するイスラエルの南部に少なくとも2発が着弾しました。
けが人など被害はなかったということです。
このあと、シナイ半島を拠点に活動し、ISに忠誠を誓う武装組織が、インターネット上に声明を出し、ユダヤ人によって盗まれた土地に、3発のロケットを撃ち込んだと、犯行を認めたうえで、武装組織に対して掃討作戦を進めるエジプト軍を、イスラエルが支援したことへの報復だと主張しています。
この武装組織は今月1日、シナイ半島にあるエジプト軍の複数の検問所が襲撃され、兵士ら少なくとも60人が殺害された事件についても、犯行声明を出しています。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
西日本は雨の所が多く、太平洋側は激しく降る所があるでしょう。
東海から関東と北日本はところどころで雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。
(文)旦那様。
2015/07/04(土) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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