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≫こんにちは。
ここにきて、世界遺産への登録がすんなり行かない状況になっているようです。
日本時間の今晩世界遺産への登録が審議される予定の日本の産業遺産を巡って登録に反対する韓国などとの政府間の最終調整が難航している模様です。
≫今、会場の外ですが日本代表団の関係者とベトナムの代表団の関係者が協議を続けています。
およそ４０分ほど話し込んでいます。
≫日本のユネスコ関係者によりますと日本の産業遺産の世界遺産登録についていったんは協力することに同意した韓国が再び反対の姿勢を示しているということです。
また、登録を審議する委員国のトルコやカザフスタンの代表もＡＮＮの取材に対して日本のケースは戦争の問題を含んでいて難しい当事者で解決してから登録してもいいのではないかと話すなど韓国以外にも日本の産業遺産の世界遺産登録に難色を示す国も出てきています。
明治日本の産業革命遺産の審議は日本時間の午後１０時に始まる予定です。
箱根山の噴火警戒レベルが３に引き上げられてから初めての週末を迎えました。
ふもとの箱根町では通常よりも観光客が少ないなど影響が続いています。
中継です。
≫大涌谷から２ｋｍほど離れた場所にいます。
今、雲に隠れて見ることはできませんが蒸気が噴き出している音がこちらからも聞こえます。
徐々に客足が戻ってきていた矢先に起きた噴火警戒レベルの引き上げは町の観光業社に大きな影響を与えています。
≫大涌谷からおよそ７ｋｍ離れた箱根町湯本でも観光客の数に大きな影響が出ていて温泉まんじゅうを販売している店の関係者は先月の売り上げが、去年と比べて半分になってしまったと話をしていました。
旅館やホテルについても温泉供給が止まっているところを中心にキャンセルが相次いでいるということです。
また、依然としておよそ７０の旅館や住宅などへの温泉供給が止まっている状態が続いています。
火山活動に依然として警戒が必要な中例年多くの観光客が訪れる夏を前に地元の観光業社は頭を悩ませています。
≫北朝鮮が拉致被害者らの再調査を開始して今日で１年です。
日本と北朝鮮の両政府は今月中にも外務省の局長級協議を行う方向で調整に入ったことがわかりました。
局長級協議には、日本側から外務省の伊原アジア大洋州局長が北朝鮮側からソン・イルホ国交正常化担当大使が出席する予定で中国での開催が検討されています。
日本側は１年をめどとしていた調査結果の報告について北朝鮮側がしばらく時間がかかると延期を伝えてきたことに改めて抗議したうえで今後も協議を続けることを確認する方針です。
局長級協議が実現すれば去年１０月伊原局長ら政府代表団が平壌を訪れ北朝鮮の特別調査委員会の幹部に直接調査状況を聞いて以来の公式な協議になります。
≫南太平洋のトンガを訪問中の皇太子ご夫妻は国王の戴冠式に出席されました。
≫病気療養中の雅子さまはきのうはホテルで休み体調を整え今日の戴冠式の出席を果たされました。
戴冠式は日本時間午前６時から首都ヌクアロファにある教会で行われました。
雅子さまは日本の勲章のほかきのう贈られたばかりのトンガの勲章も身に着けて参列し外国からの出席者とともに最前列で見守られました。
国王と王妃に王冠が与えられるとご夫妻は、拍手をしてお祝いをされていました。
引き続き、近くの王宮では王室主催の昼食会が開かれご夫妻で出席されています。
今回の訪問で長時間に及ぶ一連の式に出席を果たされた雅子さま。
回復に向けた自信につながるかもしれません。
≫タイヤミャンマーなどメコン川流域５か国を招いた首脳会議が開かれ南シナ海での基地建設に対する懸念や質の高いインフラ投資の促進など中国をけん制する共同文書を採択しました。
≫共同文書には南シナ海で基地建設を進める中国を念頭に地域の平和、安全及び安定を損ない得ると懸念が明記されました。
また、質の高いインフラ投資の必要性を強調し中国主導のＡＩＩＢ・アジアインフラ投資銀行への対抗意識を強くにじませました。
更に、安倍総理大臣はメコン川流域に今後３年間で７５００億円規模の経済支援を行うと表明しました。
今日午前、仙台市でマンションの一室が焼ける火事がありこの部屋に住む４人が怪我をしました。
≫今日午前６時５０分ごろ仙台市青葉区の６階建てマンションの１階の部屋から出火しおよそ２時間半後に消し止められました。
この火事で、火元の部屋にいた３０代と６０代の男女合わせて４人が煙などを吸い軽い怪我をしました。
≫火元の部屋に住む住民は酸素呼吸器を使用していてストーブに火をつけようとした際漏れた酸素に引火したと話しているということです。
警察と消防が詳しい出火原因を調べています。
≫ギリシャでは５日にＥＵ側が提示する財政再建策の賛否を問う国民投票が行われます。
首都アテネでは賛成派と反対派が大規模な集会を開きました。
≫数万人の支持者に囲まれて今、チプラス首相が壇上に上がりました。
≫アテネで開かれた反対派の集会にはチプラス首相も参加しＥＵが提示する再建策に反対するよう重ねて国民に呼びかけました。
投票用紙がギリシャ各地へ発送されるなど５日の投票に向けて準備は着々と進んでいます。
現地の世論調査ではこれまで劣勢だった賛成が反対をわずかに上回りましたがほぼきっ抗した状態で投票日を迎えます。
太陽エネルギーだけを原動力にして世界１周飛行に挑戦しているプロペラ機ソーラー・インパルス２がアメリカ・ハワイの空港に無事、到着しました。
先月２９日に名古屋を出発したソーラー・インパルス２は現地時間の３日の午前ハワイ・オアフ島の空港に到着しました。
ソーラー機の１回の飛行距離としてはこれまでで最長で世界記録を更新しました。
ウミガメが産卵に訪れることでも知られる大阪・泉南市の海水浴場できょう海開きがありました。
関西国際空港の対岸にある人工浜の「タルイサザンビーチ」で家族連れたちは、さっそく水遊びや海水浴を楽しみました。
「タルイサザンビーチ」には２０１０年に、アカウミガメが産卵に訪れていて、去年も再び、産卵・ふ化が確認されるなど、ウミガメが好む環境でもあります。
泉南市はシーズン中の来月３０日までに、およそ６万人の来場を見込んでいます。
高野山の玄関口・南海高野山駅で、夏の涼しさを演出しようと、駅員たちが「作務衣」姿で観光客らを出迎えています。
僧侶たちの作業着・「作務衣」を着用してのお出迎えは、霊場・高野山の風情と涼しさを感じてもらおうと、２００７年に始めました。
男性駅員はグレー、女性駅員は若草色の作務衣に身を包み、きょうから、乗降客の案内などにあたっています。
車両からホームに降りた観光客たちも、爽やかさを感じている様子でした。
駅員は、きょうから９月２７日までの土・日・祝日と、お盆期間の８月１３日から１５日まで作務衣を着用します。
奈良市の薬師寺西塔で、お釈迦様の生涯を表したブロンズ製のレリーフが、一般公開されています。
ブロンズ像は、釈迦の生涯を８つの場面で表した「釈迦八相」のうち、菩提樹のもとで悟りを開いてから、亡くなった後に遺骨がまつられるまでの４場面を表現しています。
文化勲章を受章した彫刻家の中村晋也さんが、７年かけて制作しました。
４場面とも、高さ３．１メートル、幅は４．７メートルあり、釈迦には金箔が施されています。
釈迦の誕生から修行までの４場面も今後制作され、薬師寺東塔に安置される予定です。
2015/07/04(土) 11:45〜12:00
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