楽ラクワンポイント介護「車イスの使い方〜ベッドから移乗する場合〜」 2015.07.03


「楽ラクワンポイント介護」の時間です。
この番組は日常生活でよく使う介護を楽しく楽ラクと行うためのポイントを紹介します。
教えて頂くのは理学療法士の福辺節子さんです。
(2人)よろしくお願いします。
福辺さん今日はどういったテーマでしょうか?ベッドから車イスへの移乗はどのようにすればいいですか?車イスにはこんなふうにフットレストが外れたりアームレストが外れたり後ろにスイングしたりするものがあります。
ではこの特性を生かしてベッドから車イスに移乗してもらおうと思います。
できるだけベッドに近づけて。
水平に抜きます。
ではこのままこちらにスライドして頂きましょう。
できるだけこっちの方に先に移動してから車イスに移りますね。
もう少しギリギリまで来ましょう。
では最後いきます。
せ〜の。
という動き方になります。
アームレストが外れると座面の高さ一緒ですのでずらすように介助するだけでベッドから車イスへの移乗ができるという事ですね。
そうですね。
安全に負担がかからないで介助する事ができます。
ほかにはどんな移乗法がありますか?ではこちらのリクライニング車を使った移乗をやってみようと思います。
リクライニングってちょっと珍しいタイプですね。
座位がとれない方であったりあるいは呼吸や血圧のコントロールができない方に使います。
特長はこんなふうにリクライニングができます。
あるいは座面と背中の角度がこのままで倒せるティルトという機能があります。
こうですね。
そしてバスタオルを使うんですか?はい。
移乗シートとかリフトを使う方法もあるんですけども今日はバスタオルを使ってみましょう。
少し大きめで厚めのバスタオルを用意して頂いて寝返りをして頂いて下に敷きます。
今は最初に敷いてありますね。
では移乗していきましょう。
まずベッドのギリギリまで移って頂きます。
私はどの辺りでしょうか?膝の下辺りを持って頂いていいでしょうか。
はい。
はいいきます。
では一番端までいきましょう。
12の3。
いきました。
ではこのまま移動します。
イスに。
12の3。
はい。
ありがとうございました。
じゃあもう少し上げますね。
もう少しティルトも上げてみようと思います。
なるほど。
座位のとれない方でも工夫して2人がかりで介助すれば車イスに移乗する事ができるんですね。
そうですね。
車イスに乗る事でだんだん座位がとれていきます。
ポイントをおさらいします
車イスへの移乗法にもいろんなやり方があるんですね。
車イスの種類や使い方を理解していればいろんな介助シーンで役立てる事ができます。
ご本人も怖くなくて介助する側もとても楽に介助する事ができます。
(2人)ありがとうございました。
2015/07/03(金) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
楽ラクワンポイント介護「車イスの使い方〜ベッドから移乗する場合〜」[字]

自宅で「楽しく」「ラクに」介護する方法を教える楽ラクワンポイント介護。第37回は、ベッドから車イスへの移乗について学びます。講師は、理学療法士の福辺節子さん。

詳細情報
番組内容
自宅で「楽しく」「ラクに」介護する方法を教える楽ラクワンポイント介護。第37回は、ベッドから車イスへの移乗について学びます。講師は、理学療法士の福辺節子さん。
出演者
【講師】理学療法士…福辺節子,【リポーター】小谷あゆみ,【出演】遠山昭雄

ジャンル :
福祉 – 高齢者
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他

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サンプリングレート : 48kHz

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