「シンサイミライ学校」。
今日はみんなが大好きなアニメを使ったじゅ業です。
(タカシ)地震だ!たった1人で家にいたタカシ君を大きな地震がおそいます。
町をのみこむ大津波。
タカシ君はどうしたと思う?自分自身そして家族みんなの命を守るために何がたいせつなのか。
アニメを見ながら一緒に考えてみましょう!今回アニメじゅ業を受けるのは和歌山県田辺市の田辺第一小学校の4年生です。
ああ海見えるね。
すごいすごいすごいすごい。
国の想定では大きな地震が起きた場合およそ20分でこの屋上のすぐ下最大12mの大津波が町をおそいます。
先生は子どもの心を動かす熱血じゅ業で知られる片田敏孝先生津波防災のプロフェッショナルです。
ちゃんと今日はこれから教室帰って津波が来てもぜっ対だいじょうぶなように勉強する。
いいですか?
(児童たち)はい!よしじゃあもどろうか。
津波から命を守る方法はただ一つ。
す早い避難です。
東日本大震災で大津波におそわれた東北の三陸地方にはこんな教えがあります。
(児童たち)うわ〜。
ここでみんなに聞いてみたい。
もしねあんな津波がここの海からだ〜っと来たらこの町どうなると思う?
(児童)終わり。
終わりか?
(児童)死ぬ。
死ぬ?そんなさみしい事言っちゃだめだよ。
じゅ業の前に行ったアンケートでは7わり近くの子どもが「1人でも逃げる」と答えていました。
でも頭ではわかっていてもいざという時みんな本当に逃げられるのでしょうか。
ここがBOSAIのたいせつなポイントなのです。
地震があったらお父さんやお母さんの事も気にせずにほんとに逃げられるんだろうか。
よ〜く考えてみて。
自分の意見がある人。
はい。
山本君。
自分の身を守るために自分の身を守るためだったらお父さんやお母さんは死んじゃってもいいのか?1人で逃げる事は親を見すてる事になるのでしょうか?そんな事はできないよね。
三川さんあなたは逃げる自信ありますか?ない?どうして逃げられないのかな?じゃああなたはお母さんが帰ってくるのを待ってる?待ってたら死ぬよね。
こまったね。
1人で逃げるのは不安だし待っていたら自分が津波にのみこまれてしまう。
どうすればみんなの命を守る事ができるのか?アニメを見ながら一緒に考えてみて下さい。
アニメが1つあります。
ちょっとこれを見てみようはい。
(地鳴り)
(タカシ)あっ!地震だ!
(物がたおれる音)
(タカシ)津波が来ます!高台に避難して下さい!津波が来ます!高台に避難して下さい!
(津波の音)
(お母さん)タカシ!
(メグ)お兄ちゃん!
(タカシ)お母さん!メグ!
(津波の音)お父さんだいじょうぶかな?仕事場海の近くだったよね?だいじょうぶ。
お父さんはきっとどこかの高台でわたしたちの無事を信じてるわ。
うん。
(女の子の泣き声)だいじょうぶ?ケガはない?わたし1人で走ってきちゃった。
お父さんお母さんだいじょうぶかな…。
ほら見て。
向こうの高台にもあそこの高台にもみんな自分の命をしっかり守ってる。
(タカシ)みんなで約束したんだ。
「自分の命は自分で守る」って。
だから信じていようね。
(タカシ)さあ一緒にいよう。
おいで。
このアニメを見てどんな事を思いましたか?ああ。
そこで会う。
「うちの子逃げるかな」ってもしお母さんが心配してたとするならばお母さんどうすると思う?
(児童たち)迎えに来る。
迎えに来る。
いいかお父さんやお母さんにとって一番大事なのは君たちの事だろう?で君たちが逃げてるかどうかわからなかったらお母さんやお父さんは君たちの事が心配で迎えに来ちゃう。
そうするとお母さんやお父さんも命を落としちゃうかもしれないよね。
やっぱりみんなが信らいし合うっていう事が大事です。
家族みんなの命を守るにはタカシ君一家のように一人一人がちゃんと逃げると信らいし合っている事が何よりたいせつなのです。
今日家に帰ってちゃんと相談をする事。
そしてお父さんやお母さんが君たちがちゃんと逃げるという事を信用しててくれる事。
そうなるように今日うちに帰ってお父さんやお母さんと相談をしてみましょう。
いいですか?
(児童たち)はい!宿題を通じて子どもだけでなく家族みんなで話し合ってもらう事が今回のじゅ業の大きなねらいです。
もう自分で逃げるわけ?友達とかとな。
とにかく逃げるよ。
友稀ちゃんのなみだ。
ちょっとつらかったかもしれないけどたいせつな事を家族みんなで学ぶ事ができました。
もし災害が起きたらどうするのか。
こわいし考えたくない事かもしれないけど家族みんなで話をしてみて下さい。
命ときずなが未来をつくる。
「シンサイミライ学校」。
2015/07/03(金) 15:45〜15:55
NHKEテレ1大阪
学ぼうBOSAI シンサイミライ学校「アニメで学ぶ“命を守るキズナ”」[解][字]
家に一人でいたタカシ君を大津波が襲います。タカシ君は、どうしたのでしょうか。アニメを見ながら、津波から自分自身、そして家族の命を守るには何が大切なのか考えます。
詳細情報
番組内容
アニメを使い、津波避難について学ぶユニークな授業。家に一人でいたタカシ君を地震が襲う。町を襲う大津波。タカシ君は、どうしたのだろうか。津波から命を守る方法は素早い避難だ。しかし、いざというとき、親を待ったりせずに一人で避難できるのだろうか。アニメを見ながら、自分自身の、そして家族の命を守るには何が大切なのか、みんなで考える。先生は“釜石の奇跡”で知られる群馬大学大学院・片田敏孝教授。
出演者
【出演】相武紗季,群馬大学大学院教授…片田敏孝,【語り】山本美希
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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