新ブラウザ「Microsoft Edge」はSliverlight非対応、Flash Playerは内蔵

2015年7月6日

Windows 10に搭載されるマイクロソフトの新ブラウザ「Microsoft Edge」では、Silverlightがサポートされないことが、マイクロソフトのEdgeチームのブログにポストされた記事「Moving to HTML5 Premium Media」で明らかにされました。

Moving to HTML5 Premium Media | Microsoft Edge Dev Blog

マイクロソフトは5月に、Microsoft EdgeではActiveXをサポートしないと発表しており、この時点でSilverlightもサポートされないことは予想されていました。今回それが明示的に発表されたことになります。

一方で、アドビとの協業によってMicrosoft EdgeにはFlash Playerがビルトインされる予定です

SilverlightはもともとアドビのFlash対抗として登場した技術で、Flashのエバンジェリストがその将来性を見越してアドビからマイクロソフトへ転職したことさえあったほどでした。しかしこの勝負の決着は、今回の決定によってマイクロソフト自身の手でつけた形になったようです。

参考:Flashのエヴァンジェリスト、マイクロソフトへの転職を語る

ただしこれでSilverlightそのものが終了するわけではありません。引き続きInternet Explorer 11ではSilverlightはサポートされるため、Windows 10でもSilverlightは利用可能です。またSilverlightの単独アプリとなるアウトオブブラウザも、これまでと同様に利用できます。

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タグ : Flash , Microsoft , Microsoft Edge , Silverlight , Webブラウザ



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