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【大相撲】輝が目標に十両全勝V&新入幕掲げる 体重155キロ2015年7月5日 紙面から
二所ノ関一門の連合稽古が4日、名古屋市天白区の二所ノ関部屋であり、日本人期待の大型ホープで西十両2枚目の輝(21)=高田川=は名古屋場所(中日新聞社共催)での十両全勝優勝と新入幕を目標に掲げた。ここ数日の猛稽古で右肩にテーピングを施すなど疲れはピークに達しているが、輝は「大丈夫です」。3日に1回ペースで通う、大好きなスーパー銭湯で疲労回復、戦闘態勢を整え、大願成就を目指す。 3日間続いた連合稽古の最終日、輝の右肩には前日まではなかったテーピングが施されていた。本人は「全然、大丈夫です」と問題ないことを強調したが、関取衆との申し合いでは影響があったように見えた。幕内玉鷲、十両松鳳山らと計13番で3勝10敗と大きく負け越し、「足の動きがよくない。上半身ばっかりに力が入っていた感じだった」と肩を落としてた。 一門外から参加していた関脇逸ノ城にも果敢に挑んだ。立ち合いで一瞬、輝が逸ノ城の207キロの巨体を押し込む場面もあったが、終わってみれば2戦2敗と歯が立たず。「上の人ともっとやりたかった」。横綱鶴竜をはじめ、関取衆の多く集まる絶好の機会で物足りなさを口にした。 うまくいかないときにはリフレッシュも必要だ。そんなときに輝はスーパー銭湯に出掛ける。名古屋入り後も部屋近くにある施設へ3日に1回のペースで通っている。「炭酸風呂が好きですね。疲れが取れて気持ちいいっすよ」と輝。疲労回復に一番効果的だそうだ。 192センチ、155キロの体格に負けないほど輝の目標はでかい。「全勝優勝です。自信とかではないけど、そういう気持ちがなくなったら終わり。体に気をつけながら調整していきたい」。スーパー銭湯で体をいたわりつつ、輝が本場所に備える。 (永井響太) PR情報
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