日本代表ＤＦ長友、あらためてインテル残留望む　４日に渡欧

　イタリア１部・セリエＡのインテル・ミラノに所属する日本代表ＤＦ長友佑都（２８）が４日、所属チーム合流のため成田空港から渡欧した。

　長友とインテルとの契約はあと１年残っているが、サンプドリア（セリエＡ）をはじめ、複数の欧州クラブが獲得に動いていると報じられる中、「インテルに残りたいという気持ちは変わらない」とあらためて残留を望んでいることを強調した。

　新シーズンへ向けては「マンチーニ監督とも（ポジション、起用法などについて）話す予定です。アピールしなければいけない」と抱負を語った。他クラブからの話（獲得に向けたオファー）を聞くかとの問いには「それはない」と明言。ただ、「何が起こるか分からない」と含みを持たせ、退団、新天地でプレーというシナリオの可能性も示唆した。

　セリエＡの２０１５〜１６年シーズン開幕日は８月２３日と１カ月半以上先だが、チーム練習に５日から合流するという長友は「メンタルもフィジカルもしっかり準備したい」と、けがでシーズンの半分以上を棒に振った昨季からの巻き返しに躍起だった。