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【世界遺産登録】日韓都合よく翻訳 韓国→強制労役 日本→強制労働意味せず 

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【世界遺産登録】
日韓都合よく翻訳 韓国→強制労役 日本→強制労働意味せず 

徴用をめぐる政府代表発言

 「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録をめぐり、朝鮮半島出身の徴用工が一部施設で労働した事実に関し、日韓両国は最終的に同一の英語表現を用いながら、国内向けにはそれぞれ政権の主張に沿った説明をしている。

 関係者によると、韓国は世界遺産委員会での登録決定時に朝鮮半島出身者への「forced labor」(強制労働)があったと陳述をする構えだった。

 これを察知した日本が修正を要求。韓国は当初反発したが結局譲歩し、5日の審査では日韓とも「forced to work」との表現を使用した。日本は「働かされた」と訳し、岸田文雄外相は「強制労働を意味しない」と説明。一方、韓国は国内向けに「強制労役」と訳し、強制性がある労働だと主張している。(共同)

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