2015年7月6日00時20分
奈良県香芝市で行方が分からなくなっていた小学6年の少女(11)は5日夜、家族と離れてから約32時間後に保護された。関係者には安堵(あんど)の声が広がった。
伊藤容疑者の身柄が確保された大和高田市築山の交差点付近に住む会社員男性(27)は午後9時45分ごろ、大声を聞き交差点付近に見に行った。多数の覆面パトカーが集まっており、警察関係者と見られる人たちが指示を出す声が聞こえた。「警察車両の中に少女が座っており、疲れた表情で遠くを見ているようだった」と言う。
少女の自宅がある自治会では同夜、地域の商業施設で情報提供を募るチラシを配っていた。保護のニュースを聞いた自治会長(70)は「よかった」としながらも「この地域にも、人通りがありながら死角になるような危険な箇所があるかも知れない。定期的にやっているパトロールと合わせて、点検を進めたい」と話した。
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