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サッカー女子W杯 なでしこ 連覇ならず7月6日 9時51分
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サッカーの女子ワールドカップカナダ大会の決勝で、日本代表「なでしこジャパン」は、アメリカに2対5で敗れ、大会連覇はならず、準優勝となりました。
日本はここまでの6試合、すべて1点差の6連勝で、2大会連続で決勝まで勝ち上がりました。決勝の相手は前回大会、それに3年前のロンドンオリンピックに続き、アメリカとの顔合わせとなりました。試合会場のバンクーバーのスタジアムには、5万3000人余りの観客が詰めかけ、その多くがアメリカサポーターの中での試合となりました。
日本は、決勝トーナメントに入ってから4試合続けて同じ先発メンバーで臨みましたが、前半3分に相手の最初のコーナーキックからロイド選手に4試合連続となるゴールを決められ、今大会、初めて先制を許しました。その2分後にはフリーキックから再びロイド選手に合わせられ、さらに1点を加えられたあとの16分には、ロイド選手のハットトリックとなる中央のラインからのロングシュートを決められて、序盤で0対4と大きくリードされました。
日本は27分にエースの大儀見優季選手のゴールで1点を返し、その後、ベテランの澤穂希選手とフォワードの菅澤優衣香選手を相次いで投入しましたが追加点は奪えず、前半を1対4で折り返しました。
後半、日本は7分に宮間あや選手のフリーキックを澤選手と競り合った相手のディフェンダーのオウンゴールで2点差に詰め寄りました。15分からはドリブルが得意なフォワードの岩渕真奈選手も投入するとともにフォーメーションも攻撃的にして反撃しましたが、追いつくことができませんでした。
日本は2対5で敗れて大会連覇はならず、準優勝となりました。アメリカは4大会ぶり、史上最多の3回目の優勝です。
日本は、決勝トーナメントに入ってから4試合続けて同じ先発メンバーで臨みましたが、前半3分に相手の最初のコーナーキックからロイド選手に4試合連続となるゴールを決められ、今大会、初めて先制を許しました。その2分後にはフリーキックから再びロイド選手に合わせられ、さらに1点を加えられたあとの16分には、ロイド選手のハットトリックとなる中央のラインからのロングシュートを決められて、序盤で0対4と大きくリードされました。
日本は27分にエースの大儀見優季選手のゴールで1点を返し、その後、ベテランの澤穂希選手とフォワードの菅澤優衣香選手を相次いで投入しましたが追加点は奪えず、前半を1対4で折り返しました。
後半、日本は7分に宮間あや選手のフリーキックを澤選手と競り合った相手のディフェンダーのオウンゴールで2点差に詰め寄りました。15分からはドリブルが得意なフォワードの岩渕真奈選手も投入するとともにフォーメーションも攻撃的にして反撃しましたが、追いつくことができませんでした。
日本は2対5で敗れて大会連覇はならず、準優勝となりました。アメリカは4大会ぶり、史上最多の3回目の優勝です。
宮間主将「応援してくれた方に申し訳ない」
「なでしこジャパン」のキャプテン、宮間あや選手は「難しい試合だったが、自分がやれることはすべてやったと思うし、チームのみんなも努力してきて、みんなよく頑張ったと思う。後悔はないが、勝たせられなかったことが悔しいし、応援してくれた方に申し訳ない」と涙を浮かべながら話していました。それでも、前回大会からの4年間を振り返り、「メンバーは最高の仲間だった。『なでしこ』はまだまだ続いていくし、これからも応援してもらえるチームであるように頑張りたい」と前を向いていました。
佐々木監督「選手たちを誇りに思う」
日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督は「この大会を通して多くの人に応援をしてもらって感謝している。試合の立ち上がりでもう少し気をつけていれば良かったとは思う。ここまでの4年間を選手たちは、チャンピオンとしてプレッシャーを感じながら戦い、決勝まで来てよくやってくれた。勝つことは出来なかったが諦めずに最後まで走りきる姿を見せることが出来た。誇りに思う」と振り返っていました。
澤「悔いなく、やり遂げた」
日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希選手は「早い時間帯で失点してしまった。取られてはいけない時間帯で3失点してしまったことが痛かった。ただ、今、持っている力を出し切ったが、これが結果だと思う」と振り返りました。そのうえで、「今大会を最後のワールドカップとして位置付けて臨んだ。悔いなく、自分自身はやり遂げた」と振り返りました。
岩渕「出し切った結果が準決勝」
「なでしこジャパン」のチーム最年少、22歳の岩渕真奈選手は「結果が2対5で、
悔しさしか残っていないが、本当によいチームだった。出し切った結果が準優勝だった」と涙を浮かべながら話していました。また今後に向けて「もっともっとなでしこを知ってもらえるように、これからも頑張りたい」と話していました。
悔しさしか残っていないが、本当によいチームだった。出し切った結果が準優勝だった」と涙を浮かべながら話していました。また今後に向けて「もっともっとなでしこを知ってもらえるように、これからも頑張りたい」と話していました。