認知機能障害を引き起こしやすい薬剤
1.ベンゾジアゼピン系薬剤
・トリアドラム(商品名:ハルシオン)
・フルニトラゼパム(商品名:サイレース、ロヒプノール)
→認知機能の悪化、せん妄
2.三環系抗うつ薬
→特に高齢者で、せん妄、認知機能障害
3.四環系抗うつ薬
→眠気
4.フェノチアジン系薬剤、プチロフェノン系薬剤
→これらの定型抗精神病薬は、高齢者の場合、薬の作用が強く現れやすい
5.非定型抗精神病薬
・商品名:ジプレキサ、リスパダール、セロクエル、ルーラン、エビリファイ
6.抗ヒスタミン薬
→眠気(認知機能障害のい原因となりやすい)
7.抗けいれん薬
・フェノバルビタール、アレビアチン
8.カルバマゼピン
・商品名:テグレトール
9.抗コリン薬、抗パーキンソン病薬
・トレヒキフェニジル、L-ドパ、アマンタジン
10.その他の抗コリン薬
・PLなどの総合感冒薬の一部
・抗コリン作用をもつ排尿治療剤
11.抗がん剤
・5-FUなど
12.インスリン、血糖降下剤
→低血糖による認知機能障害
13.抗不整脈剤
・ジキタリス製剤、リドカインなど
※多くの診療機関を受診している場合には、必要最小限の投与量、服用回数にしてもらうよう医療機関に連絡する。
※同一の薬効の薬剤が重なって処方されている場合、医療機関に連絡する
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2015.07.06 06:00 | 認知症ケア専門士試験対策 |
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