2015年07月06日
新物カツオが連日大漁
7月に入って、気仙沼港に水揚げされる生鮮カツオが急激に増えてきました。 連日500トン~600トンの量が続き、そのほとんどが前日漁獲の「新物」となっています
朝の水揚げ開始時には、一本釣り船が3隻と巻き網船1隻、合計4隻の水揚げラインが並び、朝5時まえから一斉に水揚げを開始するや、魚市場内にカツオの入ったブルータンクが次々と重ねられていきます
このところ魚市場見学の観光客の姿もちらほら見かけるようになりました。 みなさん手にはカメラを持参。 こういう活気のある水揚げ風景って、被写体としてもすごく魅力的に映るんでしょうね
漁場が近いこと、そして素群れが多く、巻き網船にとっては絶好のターゲットとなっている最近のカツオ漁。 そのため群れごと一網打尽に取っているんでしょうか。 1隻のあたりの水揚げ量がハンパない
この前までのトンボ主体の水揚げでは、まとまった金額の水揚げを続けてきた一本釣り船団ですが、巻き網船がこう大量に水揚げしてちゃ、当然かつおの単価も下がるし、水揚げに時間がかかるしで、ちょっと辛抱の時期なのかもしれません
かつおのエサも三陸で獲れ始めたという話なので、早航海で効率的な操業を期待したいものですね。 それにつけても、各船の操業には安全第一に、大漁での気仙沼入港をお待ちしています
朝5時前の魚市場はひんやりとすごく気持ちがいい。 この空気感までお伝えできないのが残念ですね。 週明けのきょうはトンボが半分と、ちょっとだけ落ち着いた感のある気仙沼でした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:18