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事故当時の状況
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事故当時の状況
青信号と左折可表示が重なる兵庫県内の交差点(兵庫県警調べ)
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青信号と左折可表示が重なる兵庫県内の交差点(兵庫県警調べ)

 2013年7月、神戸市東灘区魚崎浜町の交差点で起きた事故で、自動車運転過失傷害罪に問われたトラック運転手の男性に対し、「信号設定の不備が事故原因」として無罪(求刑禁錮8月)を言い渡した神戸地裁判決が25日、確定した。神戸地検が期限までに控訴しなかった。判決を受け、兵庫県警はこの交差点の形状や信号周期の変更を検討している。

 判決によると「K」字型の変形交差点=図=で、北行きで右折中の大型トラックと別の道から交差点に進入してきた軽自動車が衝突、軽自動車の男性が重傷を負った。当時、信号はトラック側が青、軽自動車側が「左折可」で、判決は「双方の青表示が7秒重なる」とし、信号周期の改善を求めた。

 この交差点についてて、県警は当面、北行き右折の車に対し、路面に誘導線を引いたり、看板を設置したりして注意喚起する。交通規制課によると県内で同様に「青青」表示が重なる交差点はほかに同市灘区、尼崎市、三田市、姫路市に1カ所ずつ。いずれも過去10年間に信号が原因とみられる事故は起きていないが、交通量調査などで実態把握し、対応が必要か検討する。

  
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