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【ゴルフ】

石川遼は2打差4位タイ発進

2015年7月4日 紙面から

◇米男子ゴルフ・グリーンブライア・クラシック<第1日>

 ▽2日、米ウェストバージニア州ホワイトサルファー・スプリングズ、オールド・ホワイトコース(7287ヤード、パー70)▽曇り時々雨、気温18度、弱風▽賞金670万ドル、優勝120万6000ドル▽156選手

 【ホワイトサルファー・スプリングズ(米ウェストバージニア州)レイ・デイビス】出場3戦連続で予選落ち中の石川遼(23)=カシオ=が7バーディー、1ボギーの64で、首位と2打差の6アンダー、4位タイと好発進した。タイガー・ウッズ(米国)は66、4アンダーで12位タイ。首位は62の8アンダーをマークしたスコット・ラングリー(米国)。松山英樹(23)=レクサス=は出場していない。

 「練習ラウンドでもプロアマでも出たことのないスコア。こんなにこのコース、回りやすかったかなという感じ」。石川の表情が久しぶりに晴れた。

 課題のティーショットは、この日も左右にぶれた。だが「ゴルフ場の中に(ボールが)いてくれればいい」と開き直ったことが、次のアイアンショットにつながり、150ヤード以内のショットが次々とピンに絡んだ。圧巻は後半5番からの3連続バーディー。5番パー4は残り150ヤードをピッチングウエッジ(PW)で1メートルに、6番は165ヤードを9番アイアンで3メートルに。7番はラフからの162ヤードをPWで2メートルにつけた。

 ツアーも終盤に入り、125位以内に与えられる来季シード権のポイント争いで、石川は現在133位。前週の2日目は「コースのほとんどの池に落とした」といい、覇気なくコースを後にした。だが「辛抱が大事。よくないときでも諦めずに練習が大事」と自分に言い聞かせている。

 今大会で上位に入れば、メジャー第3戦、全英オープン(16〜19日)の出場権も得られる(12位までの選手の内、現時点で出場権のない上位4人)。「(今年の会場の)セントアンドリュースだけは行きたい。子供のころから知っているコース。憧れの舞台。(まだ出場権は)近い存在ではないと思うし、ほとんどゼロに近いが、出たい」。モチベーションは高まっている。

 

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