2015年7月5日 18:41

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記事提供元:スラッシュドット・ジャパン

Microsoftが、Webページでのメディア再生にSilverlightの使用をやめてHTML5ベースの技術に移行することを推奨している(Microsoft Edge Dev Blogの記事The Registerの記事)。

Silverlightなどのプラグインは異なるWebブラウザーでの相互運用性を高めるための仕組みだが、デバイスやプラットフォームの種類が増加するにつれサポートが困難になっており、脆弱性の修正にも時間がかかる。一方、HTML5ではMedia Source Extensions(MSE)やEncrypted Media Extensions(EME)、DASH、Common Encryption(CENC)などにより、保護されたコンテンツの配信も可能となっている。Webブラウザー側でも、Microsoft EdgeではActiveXのサポートが廃止され、Google ChromeでもNPAPIサポートの廃止が予定されている。

MicrosoftではSilverlightのサポートを継続するため、スタンドアローンのSilverlightアプリケーションは引き続き使用できる。また、Internet Explorer 11ではSilverlightがサポートされるので、Windows 10でもSilverlightの利用は可能だ。それでも、メディア再生にSilverlightを使用している場合は、DASH/MSE/CENC/EMEベースの技術への移行を進めることを推奨するとしている。 スラドのコメントを読む | ITセクション | マイクロソフト | ソフトウェア | インターネット | IT

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※この記事はスラッシュドット・ジャパンから提供を受けて配信しています。

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