2015年7月6日（月）
電子版/新聞
宇宙飛行士の食料や飲料水、実験機器などを搭載したロシアの無人貨物船プログレスが５日、国際宇宙ステーションに到着した。
国際宇宙ステーションに近づくロシアの無人貨物船プログレス＝５日（ＮＡＳＡテレビから）
補給成功は３カ月ぶり。安定的な運用に一定のめどが立ち、日本人飛行士油井亀美也さん（45）のステーションへの出発も23日の予定通りに進む見通し。
米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）によると、プログレスは燃料や酸素も含め３トン以上の物資を輸送した。高度約400キロのステーションに全自動で接近し、予定通りの時間に接続部にドッキングした。
ステーションには４月、米スペースＸのドラゴン宇宙船が物資を運んだが、４月末にロシアが打ち上げに失敗。６月末には次のドラゴンを打ち上げたロケットが爆発し、２回連続で補給に失敗していた。〔共同〕
ロシア無人機、スペースX
