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【芸能・社会】

HEROキムタク感無量 検事巣立つ法務省で完成会見

2015年7月6日 紙面から

 SMAP木村拓哉(42)が型破りな検事を演じる人気シリーズの劇場版最新作「HERO」(18日公開、鈴木雅之監督)の完成報告会見が5日、東京・霞が関の法務省で行われた。法務省で映画のイベントが開かれるのは初めて。

 この日、東京は朝から雨がパラついていたが、フォトセッションでは奇跡的にやんで、木村はじめ、ヒロインの北川景子(28)、今作のゲスト佐藤浩市(54)ら主要キャストが、国の重要文化財である法務省旧本館・赤れんが棟をバックに勢ぞろい。

 木村は「運良く雨があがってくれて感謝しています。ここにはドラマのファーストシーズン(2001年)から何度もお邪魔しました。今日この場所で写真を撮れて縁を感じます」と感無量の面持ちだった。

 任地が決まる前の検事が研修を受けるのも、この場所。木村は「『HERO』を見て検事になろうと思った人が、ここから巣立っていると聞いて本当にやりがいを感じます。またこの映画で、みなさんの人生に関われるのではと思うと、光栄です」と喜びを語った。

 今作では、木村演じる主人公・久利生公平が、ある交通事故をきっかけに「治外法権」という大きな壁と戦う。最初の連ドラで久利生の事務官・雨宮を演じた松たか子(38)が再登場するのも見どころの一つ。

 現・事務官役の北川は「松さんと木村さんが並んでいると、中学生のころテレビで見ていた『HERO』を目の前でやってくれているみたいで、すごかった」と撮影を振り返った。

 

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