中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

<首都スポ>早実清宮は背番号3

2015年7月5日 紙面から

 甲子園の始球式マウンドに早実OBの王貞治さん(現ソフトバンク会長)が立つ夏、早実の注目ルーキー、清宮幸太郎内野手(1年)が背番号3で神宮に登場した。早実中1年夏に世界大会で特大アーチも放ち世界一。父克幸さん(47)がラグビートップリーグ、ヤマハ発動機監督でもあり、注目度はナンバーワン。中継テレビ局のカメラが行進する表情をとらえてスコアボードに映すと、スタンドがドッとわく。清宮は「ちゃんとした顔をしろよと(家で)言われてきた。観客がすごく騒いだのが聞こえましたが、自分が映っているとは思わなかった」と照れ笑いだ。

 開会式後には、三塁側ロッカールームで、主将の加藤雅樹捕手(3年)とともに異例の会見が設定された。加藤主将が「王さんが始球式をする大会に出ないわけにはいかない。自分がキャッチャーで受けるのが理想」と意気込むと、「加藤さんに全部言われちゃいました」と言いつつも「打席に立てるなら立ちたい」とおどけて見せた。春の東京都大会の本塁打を含め、すでに高校通算13本塁打。「ベンチに入れなかった先輩の分までしっかり打ちたい」と夏本番への誓いも新たにした。

   ◇

 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ