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フラワー長井線の車内でプロレス 観客は大興奮!

2015年07月04日 18:26
フラワー長井線の列車内を舞台に繰り広げられたローカル線プロレス
フラワー長井線の列車内を舞台に繰り広げられたローカル線プロレス
 フラワー長井線の列車を戦いの「リング」に見立てた「ローカル線プロレス」が4日、赤湯-長井間で運行された臨時列車内と長井駅前で開催された。ザ・グレート・サスケ選手(みちのくプロレス)ら人気レスラーが入り乱れ、観客の熱気と相まって車内はまさに興奮のるつぼと化した。
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 サスケ選手、高木三四郎選手(DDTプロレスリング)、井上京子選手(南陽市出身、ワールド女子プロレス・ディアナ)ら10人が参戦。「車両を壊さない」「乗客にけがをさせない」といったルールを守れば何でもあり。最後まで残った者が勝者となるバトルロイヤル形式で争った。

 列車はファン50人を乗せ赤湯駅を出発。選手たちは次の南陽市役所駅で一斉に乗り込み、絞め技や関節技を次々と繰り出した。備品を触れば退場というルールを逆手に取り相手をつり革に触れさせようとしたり、パイプ椅子を「凶器」として持ち込んだり。井上選手が屈強な男を得意の大技で持ち上げる場面もあり、場内は大興奮。目の前で繰り広げられる熱いバトルに、山形市久保田2丁目、会社員渡辺広成さん(38)は「通常のリングとは臨場感が全く違った」と満足げだった。

 発案者の長井市地域おこし協力隊の渋谷達郎さん(38)は「地域の人の意識が駅や列車に向かうきっかけになればうれしい」、美術予備校経営の喜早(きそう)洋介さん(41)=山形市=は「次の開催も検討していきたい」と話した。

関連写真

  • つり革を触れば退場というルールを逆手に取り、相手を触らせようとする選手
  • カメラなどを手に熱狂する観客たち

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