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「明治産業革命遺産」世界遺産に 日本、労働の強制性認める

 【ボン共同】ドイツ・ボンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は5日、福岡など8県の23施設からなる「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界文化遺産登録を決めた。韓国側は一部施設で朝鮮半島出身者が強制労働させられたと主張、協議を続けていたが、日本側が強制性を認めたことで決着した。最終日の8日に世界遺産一覧表に記載される。日本の世界遺産は文化15、自然4の計19件になる。

 産業革命遺産は、幕末から明治時代に造られ、日本の重工業発展の礎になった施設が中心。「軍艦島」の通称で知られる端島炭坑(長崎市)も含まれる。

 「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が決定し、笑顔を見せる佐藤地・ユネスコ政府代表部大使(前列中央)ら=5日、ドイツ・ボン(共同)

 「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が決定し、笑顔を見せる佐藤地・ユネスコ政府代表部大使(前列中央)ら=5日、ドイツ・ボン(共同)

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