アンインストールできないアプリが多過ぎ!サムスンが消費者権益委員会に訴えられる―上海市

配信日時:2015年7月5日(日) 18時35分
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3日、京華時報は記事「上海消費者権益保護委員会がサムスン、OPPOを提訴=アンインストールできないプレインストール・アプリが多過ぎる」を掲載した。写真はサムスンのスマートフォン。
2015年7月3日、京華時報は記事「上海消費者権益保護委員会がサムスン、OPPOを提訴=アンインストールできないプレインストール・アプリが多過ぎる」を掲載した。

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現代生活の必需品となった感のあるスマートフォン。次々と新機種が登場するが、消費者の悩みのタネとなっているのが最初から大量のアプリがインストールされていること。使いもしないアプリが記憶容量を占拠してしまっている。不必要なアプリなら削除すればいいと思うかもしれないが、当初から入っているプレインストール・アプリはアンインストールできないものがほとんどだ。

上海消費者権益保護委員会は複数のスマートフォンを調べた結果、少ないものでも30近く、多いものでは71ものアプリがインストールされており、その多くがアンインストールできないことを確認した。消費者の権利を侵害するものとして、このたび公益訴訟に踏み切ったという。プレインストール・アプリが特に多かった中国企業OPPOのX9007、韓国企業サムスンのSM-N9008Sが提訴の対象となった。X9007には81のアプリがプレインストールされており、うち47がアンインストールできなかった。SM-N9008は47のアプリがプレインストールされ、うち44がアンインストールできなかった。

中国消費者協会が今回の提訴を消費者の権利保護に役立つと歓迎しているが、一方で政府系組織である消費者権益保護委員会が関与する問題ではないと反発する声もある。携帯電話中国連盟の王艶輝(ワン・イェンフイ)事務局長は提訴された2機種はいずれも政府の認可を受けたものであり、プレインストールの問題は消費者自身の判断に任せるべきだとコメントした。(翻訳・編集/増田聡太郎)

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