「産業革命遺産」審査延期 登録目指す地元から困惑の声

07/05 06:12
ドイツで開かれているユネスコ世界遺産委員会で、日本が世界遺産に推薦する「明治日本の産業革命遺産」の審査が、日本時間の5日夜に延期されることになった。予定されていた審査が延期され、地元からは、困惑の声が上がるとともに、対応に追われた。
韮山反射炉の世界文化遺産登録を目指す、静岡・伊豆の国市では、市の職員が、関係機関への連絡や情報収集に追われた。
八幡製鉄所がある福岡・北九州市でも、パブリックビューイングの中止が発表され、割られることのないくす玉が残された。
軍艦島のある長崎市では、グラバー園でパブリックビューイングが行われたが、田上富久長崎市長が、スクリーン越しに直接、審査の延期を伝えた。
パブリックビューイングに来た人は「きのうも来た。あしたも万歳三唱できるだろうという確信のもとで、また来たいと思っていますので」と話した。
また、三重津海軍所跡がある佐賀市でも、パブリックビューイングに訪れた人たちに中止が告げられると、「残念」という声が上がった。

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