土
06
4月
2013
「ひどいヒモ男に引っかかってしまった!」という女性は、意外と存在するのではないかと思いますが、実はそのヒモ男を女性自らが作り上げているのかもしれません。
そこで、元新宿ナンバーワンホストであり、自身も過去に数々のヒモ経験をしたことがあり、恋愛心理学に詳しい三浦直人さんに、ヒモ男を作って不幸になる女性の特徴を11個、教えていただきました。
今回の記事は、そのうちの3つをご紹介します。
■1:ひとりっ子、もしくは女姉妹しかいない
「男兄弟が多い女性ほど騙されません。男性という生き物に幼い頃より接し、その考えや生態を熟知しているのですから当たり前です。
兄と弟が両方いる女性がヒモ男を作ってしまう確率は、ほぼゼロと言ってもいいでしょう。
反対に、ひとりっ子もしくは女姉妹しかいない女性は、男性に対する免疫が少ないため騙されやすいです。彼女らは、好きな男性の言うことなら何でも信じてしまう傾向があります。
AV女優の殆どがひとりっ子、もしくは女姉妹しかいないという統計もうなずけます」
男兄弟がいないことは不可抗力ではありますが、無知であるということは恐ろしいことです。
同時に、夢見がちで独りよがりな恋愛をしてしまう可能性が高く、男性に対する過度の期待によって、無駄に裏切られた感も経験することになりそうです。
■2:女子高、または女子大出身である
「10代後半というのは、恋愛観が育てられる大切な次期です。
・自分が異性からどう見られているのか?
・自分の魅力レベルはどのくらいなのか?
ということを認識する時期でもあります。しかし、周りに異性がいない環境だと、これらがままならないまま大人になってしまいます。
僕はホストクラブで述べ1万人以上の女性を接客してきましたが、常習的に貢いでしまう女性の約8割以上が女子高または、女子大出身だという印象があります。
単純に、男性の嘘を見破れないというのもあるのかもしれません。
もし、この記事を読んでいるあなたに女のお子さんがいるのなら、女子高・女子大に入学させる前に、ちょっと考えた方がいいと思います」
1と同様、男性の生態を知らないという理由で、特に大事なこの時期に男女の付き合い方のベースが出来ていないと、大人になってからの修正が大変ですね。
■3:風俗嬢、またはキャバ嬢である
「貢いでしまう女性に多い職業の1位は風俗嬢、2位がキャバ嬢です。このワンツーは、おそらくこれからもずっと変わらないでしょう。
女のプライドを切り売りするこのふたつの職業は、言うまでもなく強烈なストレスにさらされます。自尊心もズタズタになります。
だから、必然的に自分を否定しない存在、ありのままの自分を受け入れてくれる存在を、お金を払ってでも側に置こうとするようになります。
それは多くの場合、ホストかヒモです。何かよほどの目標を持っているか、心の強い人でなければ、このふたつの職業に就いても後に何も残りません。
そして、自己評価が低い女性ほどこれらの職業に就きやすいということも付け加えておきましょう」
また、この職業に就いている女性で結構多いのが、離婚して子供がいる女性。離婚で傷ついた心では自己評価が下がります。
さらに、子供を育てる資金のためにこの職を選んでいたりして、精神的に窮地に追い込まれていたりもします。そうなると嘘でも優しいホストやヒモにでもすがりたくなるのかもしれません。
■4:医者、または看護士である
「実は貢いでしまう女性に多い職業の3位は、この医療関係者になります。女医さんはもちろんですが、看護師さんも実はホストクラブの上客です。
彼女らは、収入は多くても休日が少なく、しかも非常に不規則であるため、一般の男性との交際が難しいという現実があります。
だから、いつ何時でも笑顔で迎えてくれるホストやヒモに依存してしまうのだと思います」
同じ時間を共有出来る男性を見つけるのが難しいと言えど、どこかで自分が女性であるという認識をされる場所がないと、どんどん自己評価が下がってしまいます。
そこで家で待っていてくれるヒモ男や、自分の都合で相手をしてくれるホストに救いを求めてしまうのかもしれません。
■5:介護、または福祉系の仕事の経験がある
「ホストであれば誰でも知っていることですが、介護など福祉系の仕事をしている女性というのは、夜の世界に驚くほど多くのお金を落としてくれます。
一体なぜか? それは以下のような負の連鎖があるからです。
生活できないほど給料が安い(月給15万ほど)
↓
穴埋めとして風俗などで働き出す
↓
時間がないので彼氏もできない
↓
ストレスが溜まる
↓
ホストクラブで憂さ晴らし
という流れです。しかも、介護・福祉系の女性というのは“尽くし系”が多く、男性に頼まれると断れないタイプが多いため、ホストやヒモなどダメ男の言うことをズルズルと聞いてしまうことが多いのです」
人に尽くすことで自分の価値を感じるタイプの人は、根本的に人に甘くて優しいので、一歩間違えるとヒモ男を増長させてしまうでしょう。
甘えの強い男性は、自分を正当化させるために必ずそのような女性に近付きます。
■6:父親がいない
「父親不在の家庭で育った女の子というのは、男性の財力に頼らない生き方をするようになります。
特に、物心ついてから両親が離婚し、母方に引き取られた女の子などは、“男性はいずれどこかに行ってしまうもの”という考えがすり込まれます。
そのような女の子が大人になると、特に短期的な恋愛を繰り返すようになることがわかっています。そして、自分1人で男性以上のお金を稼ごうとするようになります。
これが、風俗嬢やキャバ嬢に片親の女性が多い理由ですが、最大の問題は彼女らが“男に貢ぐ”ということに対してあまり抵抗感を感じなくなってしまっていることです」
両親が離婚し、特に引き取られた母親がお金の工面に苦労しているのを見てしまった人は、とにかく自分が自立していないと結婚なんて危なくてできないと考えます。
さらには男性を信用することができず、男性を食わせていけるぐらいの力が自分にあれば、母親のように苦労せずに済むと頑張ってしまいがちなのです。
■7:ペットを飼っている
「一人暮らしなのにペットを飼っている人というのは、実は異常の域に達するほどの寂しがり屋です。
掃除や散歩の時間、エサやワクチン代などの多大なるコストを払ってでも、孤独を避けたいということですから当然といえば当然です。
寂しがり屋ですから、イイ男ではなく、かまってくれる男と優先して付き合うようになります。
とにかくひとりでいることにストレスを感じるタイプなので、彼氏に対してでも“仕事しなくてもいいから側にいて!”となってしまうことが多いです。
ヒモになる気がない男性をヒモにしてしまうのは、たいていがこのタイプの女性です。
しかも世話好きな人が多いので、貢ぎながら家事などもすべてこなしてしまうという、究極の都合のいい女になる可能性が高いです」
こういう女性は、結果的に自分のステップアップになる男性と付き合うことができません。しかもそんな彼氏ばかり、常に切らすことなく付き合っていたりします。
寂しさから彼氏をつくるので、ひとりで楽しんだり、自分を癒してあげたりする術を全く知りません。だから、別れたときの独り身が地獄なので彼氏を切らさないのです。
■8:ホラー映画好きである
「ホラー映画好きな人というのは、心理学でいうところの“タナトスの欲求”が強い人だと言うことができます。タナトスというのは簡単にいうと、怖いものや醜いものほど魅力を感じる心理のことです。
つまり、わざわざお金を払ってまで恐い思いをしたいという人は悲観的・自虐的な性格だといえるのです。自分の落ちていく姿に興味があり、悲劇のヒロインを演じてしまったりします。
どうしようもないくらいに借金をしたり、それを男に貢いでしまったりする女性がいますが、実は心の奥底ではそれを楽しんでいたりします。本人が例え なんと言おうと、実際にはそれに向かって進んできた自分がいたりするのです。リストカットなどを繰り返す女性もこれと同じです。
これとは反対に、ラブロマンスやコメディ映画を好きな女性は快楽主義なので、間違っても男に貢いだりはしないでしょう」
こうなると、頽廃的でちょっとフェティッシュ的でもあります。そして、同情心を買うことで自分の存在を確認しようとする、あまり建設的なタイプではありません。
■9:追っかけの経験がある
「追っかけとは、自分よりもレベルの高い人と付き合いたいという欲求が強い人達の集まりです。恋愛経験が少なく、自分が傷つくことをとても恐れています。恋愛に対して未熟なのです。
彼女らは、レベルの低い男性に奢ってもらうくらいなら、月に何十万かけてでも追っかけをしていた方がいいと思っています。挙げればキリがありませんが、とにかく追っかけ女性というのは、“貢ぎ女”になる資質をすべて兼ね備えています」
こちらは現実逃避型なので、実らないことが前提であるから大きく傷つくこともなく、手に入らないからこそ長く追い続けられ、なおかつこんな人を追い かけている自分という自尊心を満足させる独りよがりなタイプです。こういう思い込みの激しい女性も、ヒモ男に利用されてしまう可能性は高いでしょう。
■10:ケチである
「一見、気前がいい人ほど“貢ぎ女”になりそうな気がしますが、実はそんなこともないのです。貢ぎもある程度までくると、それまでの投資を回収しようという心理になります。
つまり、“1,000万も貢いだんだから、何がなんでも結婚しなくちゃ!”となってしまうのです。これはパチンコ依存症などと同じです。元を取ろうとしてしまうのです。
反対に、お金にあまり執着していない人は損切りができるので、変な男に引っかかってもスパっと手を切ることができます」
これは投資などの世界で言う“サンクコスト効果”ですね。ケチゆえに欲を出して、ムキになってやめられなくなる性格の人は、結果的に貢ぎすぎて大損をしてしまうこととなるでしょう。
■11:友達が少ない
「実はこれが一番危険かもしれません。数多くの貢ぎ癖のある女性を見てきましたが、彼女らの多くは親友と呼べる同性の友達がいません。
どんなにおバカな女性でも、周りにしっかりとした友達がいれば、“それ、騙されてるよ!”“その彼氏、たぶん浮気してるよ!”などと注意してくれます。
しかし、親友がいない女性は自分を客観視することができないため、どんどんと深みにハマってしまうのです。
男に依存する
↓
女友達が離れていく
↓
ますます男に依存する(貢ぐ)
↓
ますます女友達が離れていく
という負のスパイラルに陥ってしまうのです。やはり、持つべきものは友達ということですね」
女友達というものは、恋愛相談に対して肯定的なアドバイスを殆どしないものだと言われていますが、誰にも否定されない環境というのも問題でしょう。
ズルズルととことんまで行ってしまってからでは遅いので、おかしいと思えばネット上でも誰かに話してみることをオススメします。
いかがでしたか?
今回の記事では、ちょっと意外なところにヒモ男を作る落とし穴があるということがわかりました。現状の結果には必ず原因がありますので、女性側に原因がないか考えるきっかけにしてみてくださいね!
※ 三浦直人・・・静岡県出身。歌舞伎町『club PARADISE』元No.1ホスト。支持の厚い恋愛サイト、『モテる方法2.0』『モトサヤ.com』などを運営する恋愛ライター。
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