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 関西電力の通信子会社「ケイ・オプティコム」(大阪市)は、来年4月に自由化される家庭向けの電力小売りに参入する方針を固めた。光ファイバー回線の契約とのセット販売などを考え、親会社の関電よりも安い料金とする方針だ。

 販売先と見込むのは、ケイ社がサービスを提供する近畿2府4県と福井県内の一部の家庭。同社は5月末時点で約154万件の光ファイバー回線の契約を持ち、この顧客網を生かす。

 光回線の長期契約など一定の条件を満たしている利用者に、新たに電気も売り込む。今秋にも料金プランを示し、来年1月ごろから予約を受け付ける予定だ。