1羽目の孵化からちょうど一週間が過ぎました。単純計算では、4羽のヒナが孵化し終え、そろそろ巣から離れた場所に出かける頃です。梅雨の時期なので、なかなかスカッとした天気は期待できませんが、今日は薄日くらいは期待できそうです。

親鳥は、相変わらず巣のメンテナンスに励んでいます。カイツブリの場合は、孵化が終わっても巣はねぐらや休憩場所として暫くは使います。

ヒナの数が少ないように見えますが、親鳥の翼の下に隠れているのでしょう。

やはりヒナは4羽に増えています。

親鳥が巣を離れると、ヒナたちもモゾモゾし始めます。お腹が空いてきたのでしょうか。

カイツブリには、オスメスで明確な役割分担はないようですが、巣を離れている方が、主に給餌を受け持つ傾向はありそうです。もう一羽を見つけると、ヒナは駆け寄っていきます。

まだ小さいせいか、それほど激しい餌の取り合いはありません。

まだ流動食中心の段階でしょうか。

満腹になったのか、ヒナたちが遊びたがっているようです。
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- 2015/07/05(日) 17:33:47|
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4月中旬までは巣作りで楽しませてくれたカワセミですが、その後はバッタリと見かけなくなりました。我々の目の届かない場所の巣で産卵し、抱卵に入ったのでしょう。もちろんこの時期とて、何も食べないというわけにはいかないので、時折、餌を獲ったり、水浴びをする姿は見かけますが、頻度はぐんと減ります。毎年のことなので、卵が孵化してヒナになる時期を待ちます。ヒナが成長するにつれ、食欲も増すので、餌を獲っては巣に運ぶ姿が頻繁に観られるはずです。
6月になる頃、徐々に餌を運ぶ親鳥の姿が見られるようになってきました。

抱卵はオスも手伝うようなので、メスがヒナの餌を運ぶ姿も時には見られますが、やはり餌運びの主役はオスのようです。

餌の捕獲は、両親のテリトリーの中で行われます。ところが、かつて父親のテリトリーだったはずの場所で、不思議なオスが存在することが、次第に明らかになってきました。抱卵中は、オスもテリトリーを離れる時間が長いので、留守中に別のオスが入り込んだのかなと思っていたのですが、父親はこの侵略者を追い払う様子もありません。しかし注意してみていると、謎のオスが餌運びを手伝っているようにも見えません。囁かれる解説も、どうも私を納得させてくれません。そんなとき、ベテランの常連さんの一人が、ヘルパー説を提出しました。結局、この説が不思議な現象を,一番無理なく説明しているようです。したがって、以降の説明は、この考え方に基づいて行います。
例年、6月20日頃になると、巣立ち雛が姿を現しますが、今年は少し遅れているようです。それでも6月22日には、最初のヒナが確認され、給餌も撮影されました。

翌朝出かけてそのことを知った私は、どうしても給餌を撮りたいと思い、粘ることにしました。それほど待たされることもなく、ヒナを見つけ、間もなく給餌が始まりました。

撮影時には、ヒナに餌を与えているのは、当然にも父親だと思っていたのですが、画像を見返している間に、父親にしては小さすぎると思い始め、だんだん謎のオスのように見えてきました。

子供の成長は目を見張らせるものがあるのは、人間も鳥も一緒です。翌日訪れた時には、なんと幼鳥は既にひとりで餌採りの練習をしています。ダイビングして・・・、

何かを銜えて戻ってきました。どうやら枯葉か草のようですが・・・。

そして二日後には、止まり木から飛び込み、

虫らしきものを捕らえています。嘴の長さもずいぶん伸びています。
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- 2015/07/01(水) 11:48:28|
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卵を見つけた翌週に第二ポイントを訪れてみると、やはり卵は4個に増えています。前回の訪問の前日から4日間、毎日一個ずつ産み足したものと仮定して、孵化する日を計算します。孵化に要する日にちは20~25日ですから、6月24日以降の数日間だろうと見当をつけます。梅雨に入って雨模様の日が多く、ホタルの関係で中津川に行く時期も重なってしまいましたが、6月25日に訪れることになりました。幸いにも、晴れの日に当たりヤレヤレです。

一週間後に訪れると、卵は4個に増えています。ずいぶん黒ずんでいて驚きましたが、水質によって変色するようです。

カイツブリは相変わらず巣に乗っています。もう孵化したヒナがいるでしょうか? 居合わせた人が、一羽孵化して、背中の翼の陰に隠れていると教えてくれました。 パートナーが帰ってくれば、親鳥も立ち上がるので、ヒナの姿も見られるでしょう。 パートナーがどこにいるか探していると・・・、突然親鳥が立ち上がりました。

よそ見していたので様子が判らないまま、親鳥を追いかけます。 観ていた人の話では、トンボを捕まえたが、落としたので池に飛び込んだとのことです。 惜しいシャッターチャンスを逃したと、悔やみながら連写した写真をパソコン画面で見ていると???!!!写っています。ウチワヤンマです。 カワセミがエビを食べる時と同様に、水面に叩きつけたり振り回したりして、喉に引っかからないようにして、追いかけてくるヒナにはやらずに、自分で飲み込んでしまいました。 まだヒナには早すぎるご馳走だったのでしょう。

親鳥は再び巣に戻って、抱卵を続けます。ヒナもよたよたしながら親鳥のそばに戻りました。

そして、定位置の背中によじ登ります。

まだ脚が見えますが、それも消えて、姿が見えなくなりました。

間もなくパートナーも戻り、巣のメンテナンスなどが始まると、親鳥の動きも活発になるので、ヒナも親から離れて行動します。

ヒナが立ち上がり、よろけました。 それにしても、なんと胴体の細いこと! まだ孵化して一日足らずだと思うのですが、想像していたよりも羽毛も生えそろい、動き回れるので、驚いていたのですが、やはり生まれたてのヒナなんですね。
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- 2015/06/27(土) 17:37:55|
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第三ポイントでは、かなりの数のカイツブリが繁殖を行っているということは判っているのですが、巣を見つけるとなると、やはり簡単ではありません。大部分は、外から見通すことの出来ないヨシの茂みに隠されています。あの辺りにあるはずだと見当をつけても、巣を見つけることは困難です。ましてや、卵を見通すことは出来ません。
その一つがこれで、陸から近いので、しょっちゅう警戒音は聞こえていたのですが、場所が特定できないまま、時間が過ぎていました。しかし、ヒナが孵化すれば、遠からず池に漕ぎ出すことになります。何度目かの訪問で、やっと密集したヨシの隙間から、ヒナの姿を確認することが出来ました。ヒナをおんぶして泳ぐ姿を見逃す手はありません。

次の訪問日、やはりヨシ原から出る気のようです。

ずいぶん警戒しているようで、なかなかヨシ原から出ようとしません。その様子から判断すると、今日が処女航海のように見えます。

ずいぶん待たされましたが、やっと出航しました。少し離れて、あとをつけます。

両親とヒナが4羽。これがこの家族の集合写真ということになります。

やはり末っ子(?)は体力的に劣っているようで、ほとんど母親(?)の背中にしがみついたままです。単純に考えれば、三日間の差があるわけですから、この段階では大きな差があるわけです。

出航前にはあれほど神経質だったのが嘘のように、悠々と航海しています。

父親(?)は見張りやら、餌集めなどの仕事があるようで、時折現れる程度で、大部分の時間はこの五羽の編成です。

末っ子は、母親の翼に潜り込んだり、時折顔を出したりです。欲を言えば、もうちょっとポーズをとって欲しかったところです。

なにはともあれ、最初の大冒険は、無事に終了しました。
- 2015/06/21(日) 23:50:17|
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一番子の巣立ちは終わり、二番子の繁殖が始まっただろうと訪れたのですが、そこで目にしたのは、意外な光景でした。巣には白い卵が一つ産みつけられているのですが、抱卵する親鳥の姿が見当たりません。二羽揃って巣を離れることもあるのですが、周辺には親鳥が一羽と、巣立ったはずの幼鳥がいるのです。

巣から離れている親鳥が一羽。

もう一羽には縞模様があります。様子を観ても、巣立ったはずの一番子の一羽で間違いなさそうです。

やがて一番子が、巣に上り、

抱卵を始めました。親鳥が文句を言う様子もありません。
暫く観察していたのですが、もう一羽の親鳥の姿は見当たりません。何かトラブルが生じ、一番子の中の一羽がヘルパーとして採用されたのでしょうか? 心配ですが、次回、訪れれば、理由も明らかになるでしょう。

次回、訪れると、親鳥が二羽揃っています。一番子の姿は見当たりません。

卵は三個に増えています。ごく当たり前の光景にホッとしたものの・・・、前回観たのは何だったのでしょう???
- 2015/06/21(日) 18:39:10|
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