18日に開かれる「福井城址(じょうし)お堀の灯(あか)り」を前に、福井市大手3丁目の順化小学校で3日、児童136人が堀の周りに並べる灯籠(とうろう)をつくった。

 「順化お堀の灯りの会」が、子どもたちが地域の人とふれあい、福井空襲について知ってもらいたいと始め、今年で3回目。この日は灯籠づくりの前に、70年前の福井空襲を体験した八木繁太郎さん(81)が当時の体験談を語った。

 八木さんは福井空襲当時11歳だった。「夜空にたくさんの飛行機が見え、西や北の方に火が上がった。父親の『逃げろ!』という叫び声で、お堀まで逃げて、身を潜めていた」と振り返った。「命が助かったことに喜びを感じている。平和な時代に感謝して生きてほしい」と締めくくった。