7月4日の高知大空襲から70年を前に、高知市立初月小学校(同市南久万、吉村美恵子校長)で、元教員らでつくる女性団体が3日、平和を学ぶ出前授業を行った。米国から贈られた「青い目の人形」が戦中、「敵性人形」として処分された歴史を伝えた。

 出前授業を開いたのは、県内の元教員らでつくる女性団体「デルタ・カッパ・ガンマ・ソサエティ・インターナショナル(DKG)」日本支部(会長=中川芙佐・高知大非常勤講師)。DKGの会員ら7人は、同小1~4年生約500人と一緒に、童謡「青い目の人形」を歌い、人形の歴史を紙芝居などで学んだ。

 「青い目の人形」が米国から日本に贈られたのは1927年3月。当時、米国では日本人移民の排斥運動が広がっていた。その中で、宣教師シドニー・ギューリック氏が日米親善のために人形を日本に贈ろうと呼びかけ、1万2千体以上が各地の小学校などに届けられた。

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