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グーグルのアプリ 黒人をゴリラと誤認識
7月3日 14時19分

アメリカのIT企業、グーグルが開発した顔写真などを自動で認識するアプリで、黒人の男女を誤ってゴリラの項目に分類していたことが分かり、グーグルは抗議を受けて謝罪しました。
グーグルの写真のアプリは、撮影した画像をインターネットでデータベースに送ると、人工知能が顔や風景などを自動で認識して、アルバムのように日付や項目ごとに分類してくれます。
このアプリについて、黒人の男性が、データベースに送った自分の写真がゴリラという項目に分類されていたとしてグーグルに抗議していたことが、男性が投稿したツイッターによって分かりました。
男性のツイッターには車や自転車などに並んでゴリラの項目があり、そこには男性と友人の黒人女性の写真が収められています。
抗議を受けてグーグルの技術関係者はツイッターで、「これは100%よくない。多くのことを改善しなければならず、われわれはそれに集中している」として、改善に向けた作業を急いでいることを明らかにしました。
アメリカのメディアによりますと、グーグルは男性に謝罪したうえで、ゴリラという項目を削除したということです。
グーグルは人工知能の分野で最先端の技術を持つことで知られていますが、課題が多いことも浮き彫りになっています。

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