鬼頭恒成
2015年7月2日21時32分
「立川最後の一等地」とされるJR立川駅北口近くの広大な空き地で除草を任されているヤギが、現在の6頭から12頭に倍増されることになりそうだ。土地を所有する立飛(たちひ)ホールディングス(HD、東京都立川市)が計画を発表した。
同市緑町にある約3・9ヘクタールの元国有地は、将来的には商業施設の建設が計画されている。現在は空き地。立飛HDは除草費の節約と話題づくりを兼ね、栃木県の観光施設から借り受けたヤギを放し飼いにして雑草を食べさせている。のんびりと草をはむヤギたちはすっかり人気者になった。
しかし、初夏を迎えて雑草が生い茂る勢いは増す。その一方、気温の高い日は木陰で休むヤギたちの姿が目立つようになった。同社の担当者は「午前中はよく草を食べているが、土地の広さに比べてヤギの頭数があまりにも少ない。他の例から考えると30頭は必要」と言う。
そこで、同社は新たにヤギを増やすことを計画。付き合いのあるタレントの清水国明さんに声をかけ、清水さんが瀬戸内海に所有する無人島の片島(山口県周防大島町)で野生のヤギ6頭を捕獲するという。社員6人を7月4日から島に派遣し、同7日にはヤギを立川に連れてくる予定だ。
筑紫賢二総務部長は「若手社員の研修を兼ねた計画。『ヤギが捕れるまで帰ってくるな』と送り出す」と話している。(鬼頭恒成)
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