鈴木書店様の破産をめぐり、小売書店様にお知らせいたします
2001年12月07日(金)
月曜社取締役・小林浩
一般・業界などの各紙の報道によれば、取次の鈴木書店様は本日2001年12月7日午前、東京地裁へ自己破産申請をし、地裁はこれを受理、鈴木書店様は近く破産宣告を受けることが確定的になりました。このことに伴い、小社では鈴木書店様を経由して小売書店様に納品することも、仲間卸で他の取次会社様に納品することもできなくなりました。たいへん残念でなりません。なお、小社は日本出版販売様、太洋社様、栗田出版販売様とも取引をしております。今後の納品についてですが、帳合変更をお考えの書店様は、取次様各社へご相談される(ないし、された)ことと拝察いたします。あるいは、三社以外の取次経由の納品や直取引をご希望の書店様は、小社営業担当小林浩までご一報ください。鈴木書店様のこれからの動向については、皆様と同様に小社は事態の推移を注視しているところです。
今後ともいっそうのご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
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2002年03月20日(水)〔2002年06月12日改訂〕
月曜社取締役・小林浩
鈴木書店様は2001年12月10日午前11時に、東京地裁から破産宣告を受けました。以後、鈴木書店様に小社が出荷した商品は、破産管財人による法的管理下に置かれ、鈴木書店様から小社へのご返品も、破産管財人の指導により執り行われてきました。鈴木書店様帖合で小社が小売書店様に納品した商品で、小売書店様に在庫が残っている銘柄は、管財人からの通達により、昨年末に小売書店様から鈴木書店様へご返品いただき、ご承知のように指定の期間を経て一連の返品作業は管財人がすでに締め切りました。書店様が返品しそびれた在庫は、法令により、小社が直接引き取るわけには残念ながらいきません。ご了承ください。また、鈴木書店様から仕入れた商品を他取次様に返品することも、厳にお断りいたします。
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2002年03月20日(水)
月曜社取締役・小林浩
季刊雑誌『本とコンピュータ』の編集部様に請われて、2002年春号(2002年3月11日発行)に、鈴木書店様の破産にかんするコメントを寄稿いたしましたが、若干の誤記がございます。訂正はこちらをご覧ください。
(c)2001, 2002, Hiroshi Kobayashi and Getsuyosha Lismited.
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