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(cache) 朝日新聞社 採用情報

先輩の声

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スポーツ部 抜井 規泰 法学部 法律学科卒 1994年入社

Profile

出身:埼玉
東京のベッドタウンです。

中・高・大のブカツ&サークル:
中学時代/吹奏楽部
高校時代/吹奏楽部
大学時代/憲法研究会

ひとこと:友人たちとのダベり。

職歴・キャリア

1994年4月:入社

同年:高松支局(現総局) 事件を担当

1996年4月:上野支局(現伊賀支局) 全般を担当

1998年4月:名古屋本社社会部 事件、遊軍を担当

2000年4月:東京本社運動部(現スポーツ部) 大相撲、プロ野球、大リーグを担当

2004年12月:週刊朝日編集部 スポーツ・事件全般、表紙などを担当

2007年1月:大阪本社スポーツ部 プロ野球を担当

同年 12月:東京本社特別報道チーム(現特別報道部) 調査報道を担当

2009年2月:東京本社スポーツ部 大リーグ、大相撲を担当

入社動機

朝日新聞が、全体主義や権威主義に対する、リベラル(自由主義)であるという点です。 朝日新聞の綱領に、このような一条があります。

「真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す」 進歩的精神とは、近未来の人類の常識で考える、ということです。仇討ちが合法だった時代もあります。女性参政権がない時代もありました。進歩的精神をもって報道の重責にあたる――この朝日新聞記者の精神が、僕は好きです。

また、これは入社して分かったことですが、非常に自由な会社です。これほどの自由があるかと思うほど自由な会社です。例えば、僕は用事がなければ会社に顔を出しません。ちゃんと仕事をしていれば、1カ月くらい出社しなくても、それで文句を言う上司など、いない。そういう会社です。この朝日新聞の自由さも、僕は愛しています。

新聞は「現在史」の集大成。その書き手であることこそ、朝日新聞記者の喜び

現場で事実を見つめ、それを「記事」という商品にする覚悟

新聞記者になるということは、「一次情報」「生ニュース」を集め、それを「文字で伝える」ということです。

例えば、大リーグのイチロー選手。今日の試合で「イチローが本塁打を放った」という事実を元に、ファンはネットやツイッター等で論評したり意見を交わしたりしています。そのイチローが本塁打を放ったという事実を現場で見て、報じるのが新聞記者の仕事です。現場で事実を見つめ、それを伝えることこそ、報道人の喜びです。

報道人の中でも、とりわけ新聞記者の喜びであり畏れでなければならないことは、新聞は「文字で伝える」という点です。流れた瞬間から消えていくものとは異なり、新聞は再読・三読にさらされます。読者の論理的検証にさらされ続けます。そのためには、常にファクトに基づいた報道でなければなりません。単に感情的に文字を書き連ねた「原稿」は、第一読者であるデスクにはねられて、商品たる「記事」にはなりません。読者の再読・三読に耐える「記事」を書くためには、ファクトに基づいていなければなりません。

また、朝日新聞は縮刷版を発行しています。創刊号からすべての朝日新聞報道が、いつでも読み返すことが可能です。何十年たっても、一度なされた報道は消すことはできません。朝日新聞記者が書いた記事は、日本に新聞文化がある限り、永久に残り続けます。だからこそ、ファクトが大切です。このファクトを元にした、百年後の再読に耐えられる事実を報じる。いわば、新聞は「現在史」の集大成です。その書き手であることこそ、朝日新聞記者の喜びだと思っています。

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