ダメージ計算 Ver1.00 2001/7/12


レイヴンならば誰もが気になったであろうダメージを検証する
攻撃力と防御力はどのようになっているのだろうか
このレポートはMASAが個人で調べたものであるので正確ではない
間違っている点があればBBSもしくはメールで


基本実験条件


使用するAC

被験ACはそれぞれ防御力の異なる3機を使用する

実弾防御力 AP ランク
AC1 2323 9538 最高防御力
AC2 1689 8746 平均防御力
AC3 1066 7208 最低防御力

アセンブルは省略する
なお、AC2が受けるダメージを標準値とし、ダメージを±で示す

使用する武器

実験には実弾武器であるZIO社強化型バズーカZWG−BZ/S55を使用する

スペック(必要と思われる項目のみを記載)

形式番号 火力 弾数 総合火力 略称
ZWG−BZ/S55 2040 30 61200 大バズ

なお、ACが30発で撃破出来なかった場合は平均ダメージより算出する
式は以下のものを使用する

算出式
AP/平均ダメージ+1=撃破弾数

熱量

基本的に射撃間隔を開けて、危険温度まで上昇させない
この実験ではあくまでも火力によるダメージを検証する


実験場

火星衛星軌道を使用する


実験 1 通常状態におけるダメージ


実験条件

基本実験条件を使用する
オプションパーツは装備しない
左手武装である盾は装備・使用しない

結果

ダメージ ダメージ差 撃破弾数 弾数差 残AP
AC1 363 −249 27 +12 撃破
AC2 612 15 撃破
AC3 860 +248 −6 撃破

AC1とAC3では平均ダメージの差が500弱とかなり大きい
撃破弾数は1/3と恐ろしい結果になっている


実験 2 防御スクリーン使用時のダメージ


実験条件

基本実験条件を使用する
オプションパーツを使用する
左手武装である盾は装備・使用しない

結果

ダメージ ダメージ差 通常時との差 ダメージ減少率 撃破弾数 弾数差 残AP
AC1 230 −286 −133 36.6639…% 42 +25 2683
AC2 516 −96 15.1686…% 17 撃破
AC3 783 +267 −77 8.9534…% 10 −7 撃破

通常時との差はオプション装備時と通常状態とのダメージ差である

AC1のダメージ減少量が多い
この時点で大バズ一本では撃破不能になった
逆にAC3の変化は余り無かったと言える
オプション効果はもとの防御力が高ければ高い効果を発揮する
減少差は約4倍という大差がついた


実験 3 盾使用時のダメージ


実験条件

基本実験条件を使用する
オプションパーツは装備しない
左手武装である盾を使用する

使用する盾

スペック(必要と思われる項目のみを記載)

形式番号 実弾防御力 略称
ZES−99/MIRROR 428 ミラー

結果

ダメージ ダメージ差 通常時との差 ダメージ減少率 撃破弾数 弾数差 残AP
AC1 248 −191 −115 31.6804…% 39 +19 2098
AC2 439 −173 28.2679…% 20 撃破
AC3 688 +249 −172 20% 11 −9 撃破

通常時との差はシールド使用時と通常状態とのダメージ差である

防御力と言う点ではなく、対衝撃性能に目を見張るものがある
大バズの直撃を受けるとかなりの衝撃力による影響を受けるのだが、盾使用時にはそれが無い
軽量級に盾は不向きだが、衝撃が怖いのならば装備する価値があるかもしれない
E消費による機動力の低下、ブレード無し、確実に被弾する時は盾という厳しい制約を受けるが…


実験 4 オプション・盾併用時のダメージ


実験条件

基本実験条件を使用する
オプションパーツを装備する
左手武装である盾を使用する
使用する盾は実験3と同じくミラーである

結果

ダメージ ダメージ差 通常時との差 オプションのみとの差 盾のみとの差 ダメージ減少率 撃破弾数 弾数差 残AP
AC1 95 −229 −268 −135 −153 73.8292…% 101 +73 6681
AC2 324 −288 −192 −115 52.9411…% 28 撃破
AC3 592 +268 −268 −191 −96 68.8372…% 13 −15 撃破

通常時との差はオプション・シールド併用時と通常状態とのダメージ差である
ダメージ減少率は通常状態からの減少率である

併用時にはかなりのダメージ減少が見込める
AC1に至っては火力2040の大バズを2桁に収めるという凄まじい結果となった
また、併用時のみAC2がダメージ減少率で最低値をマークした


計算式の推測


実験1〜4をもとにダメージ計算式を考えてみる
そのためにはまず、火力と防御力の関係を明確にしたい

基本実験条件を使用する
なお、比較武器としてZIO社標準ライフルを使用する

比較結果

形式番号 火力 火力比較 対AC1 ダメージ比較 対AC2 ダメージ比較 対AC3 ダメージ比較
ZWG−BZ/S55 2040 100% 363 100% 612 100% 860 100%
ZWG−RF/37 203 9.9509…% 36 9.9917…% 60 9.8039…% 85 9.8839…%

比較は大バズを1として行った

以上の結果から防御力計算には一定の数値が使用されていると考えられる
並びに防御力とは「火力軽減率」と言えるだろう

では計算式を求めていく


AC1の結果を使用する

(2040−363)/2040=0.822058… AC1は大バズを約82.2058%軽減
(203−36)/203=0.822660…    AC1は標準ライフルを約82.2660%軽減

約82.2%軽減に必要な実弾防御力=2323
2323/82.2=28.2603… 1%軽減に必要な防御力


AC2の結果を使用する

(2040−612)/2040=0.7      AC2は大バズを70%軽減
(203−60)/203=0.704433…  AC2は標準ライフルを約70.4433%軽減

約70%軽減に必要な実弾防御力=1689
1689/70=24.1285… 1%軽減に必要な防御力


AC3の結果を使用する

(2040−860)/2040=0.578431… AC3は大バズを約57.8431%軽減
(203−85)/203=0.581280…    AC3は標準ライフルを約58.1280%軽減

約58%軽減に必要な防御力=1066
1066/58=18.3793… 1%軽減に必要な防御力


以上のような数値が現れる
どうやら防御力が上昇するとそれに伴い、軽減に必要な数値も上昇するようだ
では、その数値の上昇を考えてみる


AC1・AC2の結果を使用する

2323−1689=634
28.2603−24.1285=4.1318
634/4.1318=153.4440… 実弾防御力約153上昇と共に1%軽減に必要な防御力が1上昇


AC2・AC3の結果を使用する

1689−1066=623
24.1285−18.3793=5.7492
623/5.7492=108.3629 実弾防御力約108上昇と共に1%軽減に必要な防御力が1上昇


AC1・AC3の結果を使用する

2323−1066=1257
28.2603−18.3793=9.881
1257/9.881=127.2138… 実弾防御力約127上昇と共に軽減に必要な防御力が1上昇


以上の結果より以下のような大まかな式を導く

重量級
実弾防御力−2323=A
A/153=B
火力−火力x(実弾防御力/(28+B)/100)=ダメージ

中量級
実弾防御力−1689=A
A/127=B
火力−火力x(実弾防御力/(24+B)/100)=ダメージ

軽量級
実弾防御力−1066=A
A/108=B
火力−火力x(実弾防御/(18+B)/100)=ダメージ

誤差がかなり出るので目安程度に…


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