ここから本文です
最終更新:2015年7月2日(木) 12時33分

長崎・伊万里湾で「元寇の船」2隻目発見、琉球大グループ

 長崎県の伊万里湾で続けられている鎌倉時代の「元寇の船」の調査で、2隻目となる船が確認されました。1隻目よりも保存状態が良いということです。

 長崎県松浦市の鷹島沖では先月、琉球大学の池田栄史教授のグループが「元寇の船」の調査を行いました。調査は10年前から続けられていて、去年、木造の船の一部が見つかった場所で、今回、海底の泥を掘り進めました。

 その結果、姿を現した船首部分。船の特徴や出土した陶磁器などから元寇の船であることが確認されました。元寇の船の発見は今回で2隻目です。

 「1隻目は魚でいうと“開き”の状態。今度は船体の下部構造がしっかりと残っている」(琉球大学・池田栄史教授)

 今後は、見つかった船の保存方法などについて検討が進められます。(02日11:44)

2015年7月2日(木)のニュース一覧

社会

政治

経済

国際

スポーツ

列島トピックス