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ギリシャ財務相 強気の主張貫く7月2日 19時28分
ギリシャで財政緊縮策の賛否を問う国民投票が今月5日に行われるのを前に、ギリシャの財務相は「投票翌日にユーロ圏との間で合意に至ることが目標だ」と述べる一方で、合意の条件は、債務負担の軽減策など国の経済成長を促すものに限るという考えを改めて示し、強気の主張を貫いています。
ギリシャ政府は、財政緊縮策の賛否を問う国民投票を今月5日に行う予定で、これに反発するユーロ圏各国は当面、新たな支援の協議などは行わず、投票結果を待つ姿勢を示しています。
ギリシャのバルファキス財務相は、1日夜、ギリシャの公共放送の番組に出演し、「国民投票の翌日にユーロ圏との間で合意に至ることが目標だ。たとえ厳しい政策でも受け入れる用意がある」と述べました。
ただ、その一方で、「ギリシャの持続的な経済成長につながる枠組みであることが必要だ」とも強調しEU側との合意の条件は多額の債務負担の軽減策など国の経済成長を促すものに限るという考えを改めて示し、強気の主張を貫いています。
一方、国民投票についてギリシャで行われた世論調査で野党系の新聞では、緊縮策の受け入れに「賛成」と答えた人が47%、「反対」が43%で賛成が上回る一方、与党の左派系の新聞では、逆に「賛成」が37%、「反対」が46%と反対が上回っていて、情勢は不透明です。
ギリシャのバルファキス財務相は、1日夜、ギリシャの公共放送の番組に出演し、「国民投票の翌日にユーロ圏との間で合意に至ることが目標だ。たとえ厳しい政策でも受け入れる用意がある」と述べました。
ただ、その一方で、「ギリシャの持続的な経済成長につながる枠組みであることが必要だ」とも強調しEU側との合意の条件は多額の債務負担の軽減策など国の経済成長を促すものに限るという考えを改めて示し、強気の主張を貫いています。
一方、国民投票についてギリシャで行われた世論調査で野党系の新聞では、緊縮策の受け入れに「賛成」と答えた人が47%、「反対」が43%で賛成が上回る一方、与党の左派系の新聞では、逆に「賛成」が37%、「反対」が46%と反対が上回っていて、情勢は不透明です。