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先進医療受け入れ再開、厚労省が了承 群馬大と千葉がんセンター
腹腔鏡手術を受けた患者の死亡が相次いで発覚し先進医療への新規患者受け入れを停止している群馬大病院、千葉県がんセンターについて、厚生労働省の先進医療会議は2日、受け入れ再開を了承した。
会議では、群馬大病院の田村遵一院長らが、がんの重粒子線治療を含む先進医療がいずれも適正に実施されたとする自主点検の結果を報告。千葉県がんセンターも永田松夫病院長らが出席し「先進医療の実施体制に問題はない」と報告した。
両病院はそれぞれ、安全管理体制などの改善策を提出し、会議は新規患者受け入れ再開を認めた。厚労省が3日付で事務連絡し、再開される。