神奈川県大和市がこのたび、位置情報ゲーム「Ingress」を活用したプロジェクト「YAMATO de Ingress」の専用サイトを開設しました。
大和市は今年5月に同プロジェクトを発表。Ingressを通じて同市をアピールするほか、市民の健康増進につなげるとしています。専用サイトでは、初心者でもすぐに楽しめるよう、ゲームをダウンロードするところから解説。印刷すると手のひらサイズに折りたたんで持ち運べる簡易マニュアルなどを掲載しています。今後は、市内のポータルを巡るコースやイベントを紹介していく予定です。
担当者によると、プロジェクトが誕生したきっかけは今年2月に放送されたNHK「おはようニッポン」のIngress特集。これを見た大木哲市長が興味を持ち、秘書総務課が中心となって立ち上げたそうです。当初はメンバー全員が未経験でしたが、そこから徐々に交流の輪を広げ、現在は地元エージェントとも連携しているとのこと。
主要メンバーは6人で、エンライテンド(緑)とレジスタンス(青)が半分づつ。ステータスを尋ねると、「レベルは緑側10・10・8、青側はのんびりプレイしています」との返答でした。神奈川県では横須賀市がIngressを活用しており、大和市は2例目になります。
(高橋史彦)
Copyright© 2015 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Facebookコメント