ヘンデルと(戦慄の右脳改革)音楽箱

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help RSS 「オットーネ」あらすじと聴きどころ

<<   作成日時 : 2009/08/07 20:04   >>

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作品の背景や、人物相関図はこちら

<第一幕>
ローマで初めて会うことになっている、婚約中のオットーネとテオファーネ。
しかしオットーネは到着が遅れている。
ジズモンダは、オットーネになりすました息子のアデルベルトをテオファーネと結婚させ、王座を奪還する作戦を実行。
テオファーネは、胸のロケットのオットーネの肖像画と、目の前のオットーネ(実はアデルベルト)があまりに違うので、戸惑いを隠せない。
★1

一方、ローマへの洋上で海賊と闘っていたオットーネは、エミレーノを捕らえる。
そこへマティルダが、アデルベルト達の陰謀をオットーネに告げる。
しかし、未だ状況が飲み込めないテオファーネは、愛の行く末を案じて不安になる。
★2
なりすましが暴露したアデルベルトは捕らえられ、エミレーノと共に投獄される。

★1・・・伴奏が通奏低音だけの「Falsa imagine」は、歌手のクッツォーニ(S)がリハーサルで歌うのを拒否して、ヘンデルと喧嘩になったので有名。
しかし実際は、甘美な旋律が受けて大ヒット♪
★2・・・ここで歌う「Affanni del pensier」は、ヘンデルの苦悩系アリアの傑作♪

<第2幕>
マティルダとジズモンダは、処刑間近のアデルベルトの身を案じている。
★3
マティルダはオットーネにアデルベルトの命乞いをするが、それは無理だと聞き入れてもらえない。
落胆するマティルダを抱き寄せて慰めるオットーネ・・・二人がいとこ同士とは知らないテオファーネは、これを見てショックを受ける。
怒ったテオファーネに冷たくされたオットーネは、理由が分からず戸惑う。

一方アデルベルトとエミレーノは、マティルダの協力を得て秘密の抜け道から脱獄、ついでにテオファーネもさらって、一緒に舟で逃亡する。
アデルベルトの救出を喜ぶ、マティルダとジズモンダ。
★4

★3・・・ジズモンダの「Vieni, o figlio」は、我が子の死を前に、母親の悲しみを切々と歌い上げる名アリア♪
★4・・・「Notte cara」は、ヘンデル・オペラには珍しい、女性役同士の二重唱♪

<第3幕>
テオファーネの失踪を嘆き悲しむオットーネ。
アデルベルトとエミレーノの脱獄の知らせも受け、ショックを隠せない。
★5

一方アデルベルトらの舟は、嵐のため遠くまで逃げ切れず沿岸の森に漂着。
さらって来たテオファーネが、自分の姉と知ったエミレーノは、思わず彼女を抱き寄せ、
これを見たアデルベルトといさかいに。
テオファーネも、すぐにはエミレーノを信じられず、辱められるのでは?と恐れる。

宮殿ではオットーネが、マティルダが脱獄の手引きをしたと知り、ジズモンダも交えて言い合いになっている。
そこへアデルベルトを捕らえたエミレーノが登場、アデルベルトは処刑されかけ、ジズモンダも自殺しようとするが、テオファーネの登場でストップ!
オットーネとの愛を確かめ合ったテオファーネ
(★6)は、結婚を前に残虐な処分は望まないこと、エミレーノが自分の弟であることを話す。
アデルベルトは赦免され、ジズモンダも改心、一同平和と愛を称えてめでたしめでたし♪


★5・・・オットーネの苦悩は、ここの「Tanti affanni」でたっぷり♪
★6・・・ここで愛の二重唱「A'teneri affetti」出ます♪

こうして書いてみると、男性役より女性役の方が、色々と活躍する?筋書きですね。

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