ヘンデルのCDを掘り出して整理していたら、「メサイア」の楽譜(ヴォーカル・スコア)が出てきました。 30代前半の頃、地元自治体のアマチュア合唱団で、ソプラノパートを歌った時のものです。 市の広報に、メサイア合唱団員募集の記事があり、「応募資格・・・合唱経験者」とありました。 電話で「ベートーヴェンの第九を数回歌ったことがありますが、それでもいいでしょうか?」と問い合わせたら、「大丈夫ですよ」と言われたので、思い切って応募したものです。 楽譜の最後に練習スケジュールのメモがあり、それによれば4月に練習を始めて本番は9月上旬・・・と、かなりの短期間仕上げでした。 もっとも(私は「メサイア」初挑戦でしたが)、すでにメサイアのベテランらしき人も多く、上手い人をカラオケのガイドメロディーのようにして歌っていけば、何とかなるものだなあというのが実感でした。 第九に比べると歌っている時間が長いメサイアですが、疲れ方(笑)は第九と同じ程度でした。 (つまり第九は、時間のわりに疲れる、ということですね) メサイアは決して「簡単」ではありませんが、「歌いやすい」のです。 一般にヘンデルの声楽曲は、「歌う」のに無理なく書かれている感じがします。 その点ベートーヴェンは、声を器楽のように扱うところがあって、「歌いにくい」箇所が結構あるんですね。 私はソプラノだったのでまだマシですが、第九はテノール・パートなんかを聴いていると、「(難しくて)可哀相だなあ」と思うことがしばしばでした。 スケジュールの下に、3つのアドバイスが書いてありました。 たぶんメサイアの最後のリハーサルの後で、指揮者に言われたことをメモしたのだと思います。 今読んで「なるほど・・・いいこと言ってるな」と感じたので、書いておきます。 ●子音はっきり(特にS) ●ハレルヤ・コーラスの最後、いい声で ●アーメン・コーラス、心をそろえて |
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