生字幕放送でお伝えします岩渕⇒こんにちは。
きょうから7月ですね。
夏休みの旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。
旅行で気になるのは安全対策です。
きょうは旅先で安全をどう確保するのか。
担当は二村伸解説委員です。
岩渕さん、早速ですがきょうは何の日かご存じですか。
7月1日、きょうのテーマに関係がありますか。
あるんです。
国民安全の日あるいは銀行の日、童謡の日といろいろあるんですが旅の安全の日でもあるんです。
何をする日なんですか。
夏の旅行シーズンを前に安全への意識を高めてもらおうと作られたんです。
国内外の安全な旅行のために旅行者には情報収集の重要性について認識してもらいたい。
そして旅行業界には安全への備え危機管理の徹底を図ってもらいたいというわけなんです。
きょうは旅行業界100社余りが地震のなどの災害や事件、事故を想定した模擬訓練緊急連絡体制の確認などを行っているんです。
また空港では安全を呼びかけるキャンペーンが予定されています。
きょうは旅の安全の日ということですが、この夏の旅行先としてはどういうところが人気なんでしょうか。
日本旅行業界がまとめた、この夏の人気の旅行先です。
やはりハワイ、グアム、台湾夏といえば定番ですね。
この中に入っていないところもあるんですが。
韓国がないなと思ったんですが。
感染症のMERSの影響が大きいのではないかとみられています。
行き先を決める際は安全かどうかが重要なポイントになりますからね。
アジアなどの近場比較的安全とされている地域が多いですね。
大手旅行会社の調査によりますと資金的にも時間的にも余裕がある60代後半いわゆる団塊の世代、この人たちの旅行が多くなっているんですがことしは安全への不安から海外旅行を控えようと考えている人が多いということなんです。
この中にフランスが入っていないのもテロの影響があるのではないかと言われているんです。
先日もテロ事件が起きたばかりで改めて安全性については考えさせられますよね。
先月26日、フランスチュニジア、クウェートそしてソマリア4か国で一斉にテロが起きたわけです。
特にチュニジアでは大勢の観光客でにぎわうホテルが襲撃されて外国人観光客など38人が死亡しているんです。
そのチュニジアなんですが3月にも首都チュニスの博物館で襲撃事件がありました。
地中海クルーズの途中、立ち寄った観光客が襲撃され日本人3人を含む22人が犠牲になる痛ましい事件が起きたわけです。
さらにヨーロッパでも日本人がたくさん訪れていますけどテロが相次いでいるというわけなんです。
不安になりますね。
海外で事件、事故やトラブルに巻き込まれた日本人、日本大使館総領事館が扱った件数です。
おととしは1万8000件近くに上っています。
こうした中にはアルジェリアで天然ガスプラントが襲われて日本人10人が死亡した事件。
エジプトのルクソールで気球が落下して日本人4人が犠牲になった事故も含まれています。
犯罪の被害です。
窃盗が、やはりいちばん多くて全体の8割を占めています。
次いで詐欺や強盗といった順番です。
2013年だけでも事故や犯罪の被害によって日本人100人以上が亡くなっているんです。
どこでどんな事件が起きているのかを知り危険と思われる地域には近づかないということが大事ですね。
危険を避けるにはどういうことに注意したらいいんでしょうか。
海外では安全に注意していたつもりでも事件や事故に巻き込まれてしまうというケースが少なくありませんよね。
それだけに、どこに危険が潜んでいるかどこにでも危険があるんだという意識を持つということが大切だと思います。
リスクをゼロにすることはできません。
いかにリスクを減らすかという発想です。
そして危険はないか常に最新の情報を入手するということが重要ですね。
自分で入手するんですよね。
そういうことです。
最近は個人で旅行する人が増えているからなんです。
以前はパッケージツアーが多かったんです。
ところが最近は個人で航空券やホテルを手配する人が半分以上に上っているんです。
それだけに自分の身を守るためには人任せではなく旅行者一人一人が情報の入手をはじめ安全対策を講じないといけないということです。
事前に危険を察知するのは難しいですが、どうやって自分で情報を入手したらいんでしょうか。
インターネットで簡単に旅行先の情報を得ることができます。
私たちも海外で取材する際はまず外務省の海外安全ホームページで現地の情勢、治安情勢について確認しているんです。
そしてきょうから新しいサービスが始まりました。
海外旅行者や滞在者向けに外務省が始めた海外安全アプリです。
スマートフォン向けのアプリということですね。
海外安全情報と書いてあります。
GPS機能によって今いる地域が選ばれてきましてその地域の治安や感染症の危険性などを見ることができるというわけです。
今いる地域を仮にインドとします。
退避を勧告しますというのが赤い地域渡航の延期をお勧めしますが黄色い地域非常に危険な地域が多いことが分かりますね。
こうした情報は、これまでもインターネットで見ることができたわけです。
分かりにくいといった使いづらいといった声があったために近く内容が、一新される予定だということです。
そうなりますと、今度は延期をお勧めしますというよりも渡航をやめてくださいといった直接的な表現に改められる予定だということです。
さらに緊急連絡先も出てきます。
もう1つ便利なのがたびレジです。
海外安全アプリの中にあるものなんですね。
旅行日程を登録しておきますと滞在先の最新の情報緊急事態が発生したときの連絡そういったものが現地に滞在している人と同じ内容のメールが大使館から送られてきます。
例えばニューヨークで火事が起きました。
どんな注意が必要ですというような情報がメールでくるというわけです。
便利そうですね。
こうした海外での安全のツールはいろいろあるんですが大手旅行会社もサービスを始めました。
アメリカの危機管理会社の情報を日本語で24時間提供するというサービスです。
旅行者がいる地域に危険が差し迫っていないか赤の地域です。
事件や事故、災害だけではなくてデモやストライキなどの情報も送られてくるというわけです。
これを拡大するとネパールです。
ネパールというと地震が起きたところですね。
危険情報としてあります。
その地域に該当者が日本人がどれだけいるか2人この地域にいたということが分かります。
発生直後に地震の大きさや被害状況が送信されてきます。
さらに危険な場所どこへ行くと危ないか水の確保や感染症予防出国をどうやったらいいのか。
細かいアドバイスが次々と送られてくるというわけです。
このサービス、今のところ企業向けなんですけれども大学からも留学生の安全のために使えるのではないかということで引き合いがきているそうです。
個人でも使えるようになるといいですね。
海外で利用すると通信料はどうでしょうか。
空港で海外用のスマートフォンやWi−Fiルーターをレンタルする人も大勢います。
現地で無料のWi−Fiを利用することが最近できるようになりますね。
情報は与えるものではなく自分から手に入れるものです。
危険から身を守るためにも常に最新の情報に接し、周囲に目を配ることが重要です。
最近は手作りの旅行が増えて年配の方が世界各地を旅行するようになっています。
発信する側も誰もが利用しやすい役に立つ安全情報を提供してほしいと思います。
二村伸解説委員でした。
2015/07/01(水) 10:05〜10:15
NHK総合1・神戸
くらし☆解説「夏休みの海外旅行を安全に」[字]
NHK解説委員…二村伸,【司会】岩渕梢
詳細情報
出演者
【出演】NHK解説委員…二村伸,【司会】岩渕梢
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ニュース/報道 – 解説
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
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