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【歴史戦】
韓国系団体が、ソウル恒例の「慰安婦水曜デモ」を米に拡大 ロスやNYなど主要都市で計画
【ロサンゼルス=中村将】米国の韓国系反日団体などが、韓国・ソウルの日本大使館前で毎週行われている慰安婦問題に関する日本政府への抗議集会「水曜デモ」を模倣した活動を米国内で計画していることが分かった。6月の日韓外相会談を経て両国間の対話ムードが模索される中、米国では韓国系による反日行動がなお続きそうだ。
活動を計画しているのは「カリフォルニア州韓国系米国人フォーラム」で、すでに6月24日、在ロサンゼルス日本総領事館前で「過去の謝罪と責任の明確化」を求める水曜デモを行った。今後、9月上旬にかけて米主要都市の日本総領事館前などで順次水曜デモを実施するとしている。具体的な日時や場所は非公表だが、デンバー、シカゴ、ニューヨークでの開催も指摘されている。
また、慰安婦問題で日本政府の謝罪や賠償を求める「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の尹美香(ユン・ミヒャン)常任代表らの訪米に合わせ、「ワシントン挺身隊対策委員会」などが1日に首都ワシントンの日本大使館前で水曜デモを行う。韓国から元慰安婦女性も参加し、ソウルでの水曜デモの開催回数である「第1185回」を提示し、活動をアピールする計画だ。