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●集会所の外壁 焼く (07/01 18:58)
 田舎館村で今度は集会所で不審火。住民たちは地域の人たちが集まる公共の施設で起きた不審火に大きなショックを受けていた。
 1日午前1時前、田舎館村高樋の「高樋老人福祉センター」で外に置かれた用具入れから火が出た。
 火はおよそ1時間後に消し止められたが、用具入れと建物の外壁合わせて20平方メートルを焼いた。
 火が出た時、建物には人はいなかった。
 警察は火の気がないことや燃え方が激しいことから、不審火とみて火が出た原因を調べている。
 田舎館村では去年5月から13件の不審火が相次いでおり、29日の早朝には畑中地区でマメコバチの巣箱が燃える不審火が起きたばかり。
 「高樋老人福祉センター」は田舎館村高樋地区の集会所として地区の会議や子ども会の集まり、住民の健康診断などに使われている。
 またセンターの隣には毎日夜間のパトロールを行っている田舎館村消防団第一分団の屯所があった。
 第一分団は30日まで行っていた夜間のパトロールを今月末まで続けることにしている。
 一方、村の公共施設である高樋老人福祉センターが被害にあったことについて田舎館村の鈴木村長は「地域が一体となってこれ以上不審火が起きないようにしていきたい」と話していた。
 一連の不審火について警察はいずれも夜間から明け方にかけて起きているほか、集中している地区もあることから連続放火の疑いも視野に入れて調べている。



●夏 きょうから7月 (07/01 18:56)
 7月。奥津軽を走る津軽鉄道では風鈴列車の運行が始まり、県内の川ではアユ釣りが解禁された。
 五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道の風鈴列車はことしも1日から運行が始まった。
 車内は車両が揺れるたびに津軽金山焼の風鈴が涼しげな音色を響かせ、夏の風情を感じさせてくれる。
 乗客たちは風鈴の短冊に綴られた風鈴列車を詠んだ川柳を楽しみながら、涼やかな音色に耳を傾けていた。
 夏の奥津軽を走る津軽鉄道の風鈴列車は来月31日まで運行される。

 県内の川では1日からアユ釣りが解禁され、鯵ヶ沢町を流れる赤石川では朝早くから大勢の釣り人たちがアユ釣りを楽しんでいた。
 白神山地の恵みを受けて育つ赤石川のアユは「金アユ」と呼ばれ、釣り人の人気を集めている。
 釣り人たちは毛ばりを使った「ドブ釣り」や、縄張りを守ろうとするアユの習性を利用した「とも釣り」でアユを次々に釣り上げていた。
 午前中だけで20匹以上を釣り上げる人もいて、久しぶりの竿の感触を楽しんでいた。
 県内のアユ釣りは9月末まで楽しむことができる。



●青森・道南の魅力発信 (07/01 18:54)
 来年3月の北海道新幹線開業に向けた取り組み。県は1日から3か月間首都圏を舞台にした観光キャンペーンを行い、青森県と道南地域の魅力を発信する。
 初日の1日はJR東京駅前の商業ビル「JPタワー KITTE」で式典が行われた。
 式典では佐々木副知事たちが高さ1メートルまで積み上げたシャンパングラスのタワーに県産りんごのシードルを注ぎ、キャンペーンの開始を祝った。
 観光キャンペーン「ぐるり青森〜道南」は北海道新幹線の開業を8か月後に控え、青森県と道南地域の魅力を発信するため首都圏で展開される。
 期間中東京駅の構内にポスターを集中的に掲示したり、JR山手線の車両を中吊り広告やステッカーで埋め尽くすなどして北海道新幹線の開業を印象づける。
 1日は今別町の荒馬踊りも披露され、奥津軽いまべつ駅の開業を紹介した。
 観光キャンペーン「ぐるり青森〜道南」は1日から9月末まで行われる。



●今別町がレンタカー (07/01 18:52)
 今別町は奥津軽いまべつ駅の開業に合わせてレンタカー事業を始めることになった。
 これは今別町が1日発表した。
 それによると今別町はジェイアール東日本レンタリースなどと事業協力を結び、「道の駅いまべつ」にレンタカーの営業窓口を設ける。
 営業を始める日や営業時間、車の台数などは新幹線の開業日やダイヤを踏まえて決定するという。
 奥津軽いまべつ駅は新幹線を降りてから目的地までの二次交通が大きな課題となっている。
 今別町の阿部町長はレンタカー事業の開始について「津軽半島を周遊してもらうための交通手段の一つが整備されたと考えており、利用促進に向けて取り組んでいきます」とコメントしている。



●“弘前城曳屋”世界に発信 (07/01 18:50)
 弘前市は街を世界に印象付けるため、弘前城の石垣の大改修と天守を移動させる「曳屋」を柱とした13の事業を行うことになった。
 これは弘前市の葛西市長が1日会見を開き、発表した。
 それによると弘前市は100年ぶりとなる弘前城本丸の石垣大改修と天守を移動させる「曳屋」を柱に、「HIROSAKI MOVING PROJECT」と名付けた13の事業を行う。
 事業では9月20日から27日までの「曳屋ウィーク」に招待客や一般の人たちにも重さ400トンの天守を曳いてもらう。
 また東京の新宿と中継を結び、首都圏の人たちに「曳屋」を疑似体験してもらう。
 弘前市は来月16日から始まる「曳屋」をきっかけに街全体を世界に印象付けることにしている。



●17年連続の下落 (07/01 11:56)
 土地の評価額「路線価」が発表され、県内の平均は去年を2.9%下回り17年連続で下落した。
 路線価は相続税などの基準となる1平方メートルあたりの土地の価格で、仙台国税局がことし1月1日現在で調査した。
 それによると県内3106地点の平均は去年を2.9%下回り、17年連続で下落した。
 県内で最も高かったのは青森市新町1丁目の新町通りで、去年と同じ16万円と7年ぶりに横ばいとなった。
 八戸市では三日町の三日町通りが10万5000円と2年連続で横ばいとなった。
 弘前市では駅前3丁目の駅前商店街通りが8万8000円と2.2%下落した。
 仙台国税局から依頼を受けた不動産鑑定士は中心市街地の下落幅は縮小傾向にあると分析している。



●全国出場を報告 (07/01 11:54)
 弘前市の少年野球チームが8月に開かれる全国大会に出場することになり、30日葛西市長に報告した。
 報告したのは弘前市立時敏小学校の子どもたちで作る野球チーム「時敏レッドデビルズ」。
 「時敏レッドデビルズ」は県大会で優勝し、初めて全国大会の出場を決めた。
 久保咲大主将が「全国大会で優勝します」と決意を述べ、葛西市長が「全力で頑張ってください」と激励していた。
 全日本学童軟式野球大会は8月7日から東京の明治神宮球場など6つの会場で開かれる。



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